幼児から漢字の絵本を取り入れるとメリットがいっぱい【驚きの理由】

ひらがなオンリーは幼児の脳にNG!おすすめの漢字入り絵本5選

 

子育て戦士のみなさん、ごきげんよう。

知育大好きみなさんは、もちろん絵本育児も大好きですよね。分かります。

絵本は情緒を豊かにしたり語彙力を向上させたり、本当に知育効果の高いツールです。

例に漏れず私もそうです。

が、大人になってから読むその絵本に、違和感を感じた事はありませんでしょうか?

そう、絵本って、

なぜかひらがなオンリーで書かれているのがほとんどなんですよ。

個人的にはそれがすごく嫌で。

ひらがなも漢字も幼児からすれば、等しく未知のものなのだから
どうせなら漢字も同時進行で覚えたほうが効率が良いのではないか。

そもそも何でひらがなを先に覚えなくてはいけないのか。

幼児にとって漢字は本当に「難しいもの」なのか?
大人が勝手にそう決めつけているだけなのでは?

漢字しか使わない中国はどうなる?

 

さいとう
さいとう

でも、誰もそんな事気にしてないし、幼児が読む絵本はひらがなが当たり前って暗黙の了解みたいになってるし・・・

 

で、どうにかこうにか自分の心を騙し騙し、絵本育児ライフを送っていたのですが。

 

とある絵本を読んだときにこれまでの不満が爆発したんですよね。ついに。

 

・・・あーん?(ブチギレ)

 

それは新幹線や電車がたくさん出てくる、対象年齢4歳以上くらいの長めの絵本だったんですが、

文も長いので電車の名前や駅を全てひらがなで書かれるとめちゃくちゃ読みにくい・・・

 

きょうはしんかんせんでおでかけ。
かなざわえきからE7けいにのって、とうきょうへむかうよ。
じこくひょうをみて さくせんかいぎをしよう

↑大体こんな感じ(この文は私が即興で考えたやつ)

 

さいとう
さいとう

あ”あ”あ”あああああ(発狂)
くっそ読みにくい!!

もうこれを読んだときに、「いい加減にしねぇか?」と。

一体何がそれほどまでに漢字を拒否させるのだ。

なぜ頑なにひらがなオンリーなのだ・・・

 

そこで、「絵本にはなぜ漢字が使われないのか」を調べてみることにしました。(調べ厨)

すると思わぬ衝撃の結果が出たのでシェアさせて頂きます!

 

この記事でこんな事が分かります♪

・なぜ絵本はひらがなばかりなのか?
・幼児に漢字は難しくない、その理由
・ひらがなばかりの絵本を読んでいるとどうなる?
・おすすめの漢字入り絵本

そもそもなぜ絵本はひらがなばかり?

えぇと、

これについては正直全く分かりませんでした!!

 

皆目 見当もつかねぇや!

 

逆に「理由知ってるよ~~~」って方は教えて欲しいです。

 

幼児に漢字は難しくない理由

石井式漢字教育の提唱者である石井勲先生によると、

幼児期にはひらがなよりも漢字を覚えさせるべきだということです。

ひらがなだと例えば「あ」は「あ」でしかなく、文字自体に意味はない。

でも漢字は意味のある言葉(語)なので、幼児の注意や関心を引き、
また複雑な形をしている分記憶の手がかりが多く、幼児にとってはむしろやさしい!
また、

大脳生理学の発達でわかってきたことの一つ

耳より目のほうが知識を吸収する上で大きな役割を果たす

実験の結果では、その割合は耳の11%に対し、目は83%とかなり差があるよ

さいとう
さいとう

ほぼ目やん

この研究結果を踏まえた上で

 

・漢字は「目」で理解する言葉(視覚言語)

・一字一字に意味を持たないひらがなやカタカナは、耳で理解する言葉(聴覚言語)

幼児にとって、漢字のほうがひらがなよりもより多くの知識を吸収できる

 

また、「幼稚園では遅すぎる」の著者、ソニー創業者の井深大氏も、

三歳くらいの子供が鳩だとか麒麟というむずかし漢字をいとも簡単に覚えた。
人間の顔の微妙な違いでさえパターン化して識別できる幼児にとって
漢字の複雑さなど少しも苦にならない。

との事でした。

また、井深氏と石井氏の漢字に対する対談が載っているので
興味のある方はぜひ!

https://www.sony-ef.or.jp/about/pdf/taidan41.pdf

めちゃくちゃ勉強になります!!

ひらがなばかりの絵本を読んでいるとどうなる?

絵本は大好きだったのに、小学生になってから本を読まない

こういったお子さんは少なくないと聞きます。

様々な要因がある中でそのひとつには、

絵本から児童書へステップアップしていく過程で、それまで漢字に触れてこなかった子は

絵本→児童書の移行がスムーズにいかないという事。

たとえふりがなが振られていても、見慣れない文字(漢字)が目に入ってくることで

「読みにくい」と感じてしまうのです。

先の石井勲先生曰く、

ひらがなだけで書いた日本語を5~6歳になるまで見せられ続けて育った子は、
頭の中にひらがなだけが定着だけがしてしまう。

との事。

さいとう
さいとう

むしろ漢字を見たことないとか、おるんかそんな子

という疑問はあるが、

いくらその辺の広告やテレビで瞬間的に漢字を目にしたとしても
いつも読んでいる(興味のある)絵本がひらがなばかりだと

「ひらがなのみが定着する」という状態になってしまってもおかしくはないのかもしれない。

「山」はこどもにとって「やま」ですし、「川」は「かわ」なのです。
これは恐ろしいことです。せっかく幼児の頃から本に親しませるのであれば
正しい日本語の表記法「漢字と仮名の交ぜ書き」で書かれた本を見せて育てたいものです。

参照:石井勲

 

【漢字+ひらがな表記の絵本】おすすめ5選!!

個人的にこれはいい!と思った「漢字+ひらがな表記」の絵本を紹介していくよ!


↑五味太郎さんの絵本は結構漢字系の絵本もいくつかあっておすすめ。
その中でもこちらは楽しく漢字を学べるからなおおすすめ!

 


 ↑こちらは漢字表記も良いけど、実際に小学生たちが計画を立てて時刻を調べ、バスに乗り、目的地に着く、というストーリーも現実味があって良かった。

 


「小学1年生で習う漢字は80字」と言われている。

その80字全てを使って書かれた絵本がこちら!就学前までに絶対読んでおきたい一冊。

 


↑とっても優しいストーリー。人や動物との触れ合い、誰かを大切に思う気持ち。
実際にスープのレシピもあるので、ぜひ子供と一緒に作りたい!

 


↑四文字熟語!まさに漢字を学ぶのにうってつけの本。絵も賑やかで細部まで描かれていて楽しい♪シリーズがたくさんあります!。

 

 

また新しく見つけたらブログやInstagramのほうで紹介していくので
是非チェックしてみてください。

 

まとめ

私の違和感は間違ってなかったのだなと再確認しました

 

(どやさぁ・・・!)

 

考えてみれば公文でも幼児のうちから漢字を教えるので
わりと教育ママ界では一般的なことなのかもなぁと。

ただいかんせん!とにかく幼児の絵本には漢字が少ない!

良質な本は世の中たくさんあふれているのに・・・それだけに悔しい。

絵本作家の皆様にはぜひとも漢字表記の絵本を増やしていって欲しい次第でございます(土下座)

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