我が子は今どの段階にいる?パニックゾーンに注意!【無料記事】

学びや成長に欠かせない!
ラーニングゾーンを正しく知ろう

 

ラーニングゾーンって知ってますか?

これ最近フォロワーさんにDMで教えて頂いた概念なのですが、
とても興味深かったので自分でも調べてみたところ、

めっちゃ大事やん?

末代まで語り継ぎたいやん……?

てなったのでシェアします。

 

誰だって初めてのこと・未知の経験は緊張しますよね。

緊張しすぎて

「やっぱ何もせんとこ……」

と途中でなにかを諦める……心当たりがある方も多いのでは?

我が子にはなんでも挑戦できる人間になって欲しい!

と思うのなら!!

正しい成長の心的段階を理解していないと

なんでウジウジしてるの! 何でもっと挑戦しないの!

となって我が子を追い詰め、親自身も悩んでしまうことが多々あります。

 

そうならないために、今回の記事を読んでぜひ
ラーニングゾーンについて知ってみて下さい。

 

 

常に意識したい「ラーニングゾーン」とは

ミシガン大学ビジネススクールのノエル・M・ティシー氏が提唱した成長段階の概念。

うちは恐怖心の強い息子がいるので、こういう指標は大変ありがたいと思いました。

 

学びの領域ラーニングゾーン
人が成長するには段階がある。
それがラーニングゾーンと呼ばれ、以下の4段階に分かれる。
・安心の領域(コンフォートゾーン)
・恐れの領域(フィアーゾーン)
・学びの領域(ラーニングゾーン)
・成長の領域(グロウスゾーン)

 

コンフォートゾーン(安心の領域)

これは人が「自分のコントロール下にある環境」「安心できる環境」
のことを表します。
例えば、家庭・馴染のあるお店・いつものやり方・いつものメンバー
など人によってさまざま。
人は変化を嫌う生き物なので、このコンフォートゾーンは
メンタルを休め、安心感を得るのにとても重要!!
いわゆる居心地の良い場所です。
だけどその反面「成長をストップさせる」という面も。
周りの人も、場所も、
変化がないということは自分も「変われない」ということ。
さいとう
さいとう

いつまでも我が子をコンフォートゾーンに置いておくわけにはいかない。

コンフォートゾーンを抜け出すには
3つの心的段階を踏むことになります。

フィアーゾーン(恐れの領域)

コンフォートゾーン(安心)を抜けて最初にぶち当たる壁が
このフィアーゾーン(恐怖の領域)です。
新しい職場、
入学したての学校、
新しい習い事、
いつもと違うやり方、
知り合いのいない謎のパーティー……
呼ばれて行った彼氏の地元の飲み会……
どこか居心地の悪さを感じるアレです。
人見知りを誤魔化す為にLINEしてるフリ(よくやる)
この居心地の悪さが、何か新たな挑戦をしようとする時
心的負担となってひょっこりはんするわけですね。
するとどうなるか?
この領域にいる時、人はみな居心地の悪さに耐えられなくなり
元のコンフォートゾーンに戻ろうとします。
そしてそのための言い訳を見つけようとします。

もうちょっと勉強してから始めようかな……

自分にはまだ早かったかな……

忙しいし、子育てが落ち着いてから始めようかな……

 

全部言い訳!!!

 

さいとう
さいとう

そんなのいいわけ?(ごめん言ってみたかった)

 

これは普通のことなので安心して下さい。
そしてこの領域はあくまで一時的なものである
と、自覚することが大切。

なのでもし、我が子が慣れないことや
慣れない環境に入ったばかりでもじもじ・いじいじして
弱音を吐いていたら、

 

「今はフィアーゾーンにいるんだな……」

と。

 

ここでコンフォートゾーンに返してあげたくなるのが親心。

 

「戻っておいで!!」

 

だけどそうなるとそれ以上の成長は望めません。

フィアーゾーンは誰もが通る道。

失敗もするでしょう。
落ち込むこともあるでしょう。

親としてできることは

「失敗はするもの!」と、失敗を認めてあげたり

 

「これができるようになったら〇〇になるよ」

とポジティブな未来を想像させてあげること。

 

ここを乗り越えたら、次のゾーン、
ラーニングゾーン(学びの領域)へ進めます。

 

※が、のちほど説明しますが、注意しなければいけない「パニックゾーン」というものもあります。

ラーニングゾーン(学びの領域)

新しいことにも慣れ、ちょっと余裕が出てくると
今度はいよいよそこから学びの段階に入ります。

同時にそれまで居心地の悪さを感じていたフィアーゾーンが
慣れてくることで新たなコンフォートゾーンに変わっていきます。

 

さいとう
さいとう

そうなりゃもうこっちのもんよ

……と思いがちですが、このゾーンは常に心の動きに合わせて流動するもの。

 

「ラーニングゾーンに入ったかな?」
と思っても、何かのきっかけでフィアーゾーンに戻ってしまうこともあるので
その場合はまたランニングゾーンに戻れるよう根気が必要!

 

グロウスゾーン(成長の領域)

ラーニングゾーンよりまたさらに一歩進んだものがグロウスゾーンです。

新たな目標を設定したり、大きな夢を実現させるために動いたり……

 

さいとう
さいとう

ただ、私は幼児にこのレベルは求めないです。

大谷翔平選手やイチロー選手は子供時代から、まさにグロウスゾーンだったんだろうなと思います。

 

大人ならまだしも、子どもでそこまで明確な信念や夢を持てるって
ある意味才能ですよね。

 

注意!パニックゾーン

これは端的に言うと
「ストレス負荷がかかりすぎている状態」

さいとう
さいとう

よくない。非常に良くない

キャパオーバーな状態なので、このゾーンに長く居続けると
かなりの心的ストレス、最悪鬱やPTSDなどを発症してしまうので
注意が必要です。

 

適度なストレスはラーニングゾーン(成長)には欠かせませんが、
パニックゾーンまでいくと成長どころではなく、

むしろ不安が強すぎて本来の力を発揮できません。

 

ラーニングゾーンにいたのに
いつの間にかパニックゾーンに足を突っ込んでいた……

 

なんてこともあるので、我が子の様子を常に観察して
無理させすぎないようにしたいですね。

まとめ

人は誰しもコンフォートゾーンを出なければいけない時がくる。

子どもは特にそうですよね。

入学・進級……嫌でも新しい環境に慣れなければいけない。
しかも強制的に……

え!?!? 子どもってしんど!!!

 

さいとう
さいとう

私思うんですけど、大人になってからよりも子どもの頃のほうがしんどかったですね。大人は環境を選べるど、子どもは選べないじゃないですか。

 

我慢強く、根性のある子に育ってほしいですが、
いざという時には逃げるコマンドを選択できる判断力も教えていきたいですね。

逃げるのも勇気いりますからね。

 

 

まとめ
成長の心理段階を知る
・コンフォートゾーン(心地の良い環境・ノーストレス)
・フィアーゾーン(慣れない環境への緊張)
・ラーニングゾーン(余裕が出来、学びを経験する)

・グロウスゾーン(大谷翔平)
ストレスがいきすぎると「パニックゾーン」に入ってしまうので注意!
子どもだけではなく、パパママが何か新たな挑戦をしようとする時にも
この成長の段階は役に立つので、覚えていて損はないと思います。
さいとう
さいとう

私もまだまだやりたいこと山ほどあるので
常にラーニングゾーンにいるよう心掛けたい!!!

 

よければInstagramのDMにて感想頂けると泣いて喜びます。
頂いた感想はストーリーでご紹介させて頂くことがあります♪
(アイコン、お名前は隠します)
この記事を書いた人
さいとう

★インスタフォロワー4万人御礼★
数多の育児書や論文から立証された心理学や
研究結果を子育てに役立て、発信していきます。
有料記事の売り上げの一部で児童養護施設へ絵本を贈ります。
【2024年2月予定】
4歳男の子*子育て中!

さいとうをフォローする
エビデンス×子育て
さいとうをフォローする
明日なにして遊ぼかな

コメント

タイトルとURLをコピーしました