子供を賢くする!最強の自然遊び・5つのポイント

メリットだらけの自然遊び【その効果と注意点】

自然体験が子供の発達に良いという事は
もはや周知の事実かと思う。

我が家は関西の中心地に近い場所に住んでいるので自然体験をさせようと思うと
普通に暮らしているだけではなかなかに厳しい。
「意図的に」自然を取り入れるよう努力してる。

都会に暮らしていると、そういった親御さんも多いと思う。

自然体験格差

という言葉もあるように、子供に様々な体験をさせている家庭と
そうでない家庭を比べると、学力などに格差が生じるようだ。

子育て戦士<br>
子育て戦士

てか、都会にいると子供を自然で遊ばせたくてもどこ行ったらいいかわかんね

さいとう
さいとう

それな。そもそも山とか森に行ったところでどう過ごしていいか分からん


などのように

子供を自然の中で遊ばせたいけどどこへ行けばいいか分からない

または、

親自身の自然で遊ぶ経験が少ない為
どうやって子どもを自然の中に連れ出したらいいかわからない

という悩みを抱えている家庭も少なくないのではないだろうか。

この記事ではそういった親サイドの悩みが解決するヒントをまとめました!

主に・・・

●自然遊びで得られる6つの効果
●自然遊びが少ないとどうなる?
●子供を潰す!4つの逆効果な自然活動
●効果的な自然遊びの方法
●都会っ子のできる自然体験

についてお話していきます。

自然遊びで得られる6つの効果

自然体験の多い子供には、以下の効果が得られると言われている。

●五感が鍛えられる
●探求心や好奇心を育てる
●身体能力・体力の向上
●コミュニケーション能力・問題解決能力が高くなる
●発想力・想像力が身につく
●物事に関する意欲・関心が大きい

更に、

子どもの頃の体験が豊富な大人ほど
「丁寧な言葉を使うことができる」といった
日本文化としての作法・教養が高い。

国立青少年教育振興機構

(この体験には自然体験以外の活動も含まれる)

どれもこれも成長過程、さらには大人になってからも絶対必要な要素!!

これはもう賢い子を育てようと思うと
自然体験を避けて通る事は不可能という事になる。

さいとう
さいとう

都市開発反対!!

ちなみに幼児期は机に向かってお勉強するよりも
手足を動かしながら学んだほうが脳が刺激を受けて効果が高い事が分かっている。

自然体験が少ない子供はどうなるのか?

前提として、スマホ・ゲームの普及なども一因となり、
全国的に子供の自然体験は低水準である。

では、幼児の発達のゴールデン期である2~6歳の間に
自然体験の少なかった子は一体どうなるのかを調べてみた。

内閣府や国立青少年教育振興機構などの調査の結果、

自己肯定感
思考力
コミュニケーション能力


など、全て低くなる傾向にあるらしい。

そもそも子供の頃に自然に触れた経験が少ないと
自然を大切にするという価値観が育まれないので
賢い子を育てる云々の前に、そのほうが現代に生きる人類として問題かと個人的には思う。

子供を潰す!4つの逆効果な自然活動

ここでひとつの疑問が生まれる。

ひと
ひと

それなら、田舎に住む子供は全員優秀にな人になるんじゃね?


どうやら決してそうではないらしい。

ただ普通に自然の中で遊ぶだけでは、
「田舎で育っただけの普通の人」になるだけである。

さいとう
さいとう

はい、私です(田舎出身)

ここでは「子供を伸ばすどころか潰す」親の関わり方について書いていく。

①大人主導で動く

子供は何かを強制されることが嫌いだ。

大人が子供に対して「何か学ばせよう!」と意気込むと

高確率で子供はその下心を見抜く。

そうなると何事も純粋に楽しめなくなるものである。

また、「子供の興味を流してしまう」のもNG行為だ。

例えば、

●子供が虫に興味を持って立ち止まっても、「そんなもの触らないで」などと言ってしまう

●自分が早く進みたい気持ちから、子供の関心を無視して、早く歩くことを急かす・強要する

これらは全て子供の好奇心を殺す行為となる。

さらに、親子ともに「スマホ・ゲームで時間を潰す」は論外

いくら自然の中に足を運んでも、結局家の中とやっていることが同じなら
なんの学びにもならない。
親がそういう過ごし方をするなら、当然子供もそうなる。

②大人がそもそも自然に興味を持たない

自然遊びを利用して子供の地頭を良くする、何か学ばせよう

と思うなら

学校の勉強に興味を持たせるのと同じくらい、親の努力が必要

主に以下の要素が必須となる。

●親に自然や地理地形・天体などに関する知識がある

●もしくは、それらの知識がなくても親も
子供と一緒に学ぶ事を楽しめるかどうか

自然の中にいると子供の頭の中にはたくさんの
なぜ? どうして? これはなに?
が、生まれてくる。

その疑問こそが成長のカギとなる!


が、それに対して親が「知らない」と答えるだけでは
子供の好奇心・関心の芽はそこで摘まれてしまう。

せっかくの成長の機会をみすみす逃すことになる。

たとえその場で答える事ができなくても

後日一緒に調べたり、詳しい人から教えてもらうことで子供の世界はどんどん広がる。

その小さな積み重ねによって

生きること自体が楽しいという前向きなマインドが育まれるのだ。

結果、学ぶことが好きで、自己肯定感の高い人間へと成長していく。

③子供の行動に口出しする

自然遊びに多少のケガはつきもの。

実際私が息子と参加した「森のようちえん」の親子遠足の際も
このような事前注意があった。

命の危機を感じる場面以外は、できるだけ手や口を出さずに
保護者の方も見守ってもらいたいと思います。
虫刺されや、打ち身、すり傷、切り傷程度は当たり前に思って下さい

里山はぐくみえん

つまり

多少のことでガタガタ抜かすな

というまっすぐなメッセージとして受け取った。
(こういうのを求めてた)

また、危険を回避しようと親が動くのも良くない。

「危ない!」「やめて」など子供の失敗を先回りして止めようとしてしまう
そんな親心は誰しもあるが、

あえて失敗させる経験

これこそ子供を強くするのだ。

子供は自分でやってみたい、失敗したい生き物。
その経験を奪う権利は誰にもない

④自然を大切にしない親の行動

これはもう親として・・・というより、人としてどうかと思うというレベルの話だが、
当然自然を大切にしない行為は絶対NGである。

自然の中にはたくさんの生き物が暮らしていて、
命は大切にしなければならない


という基本的な道徳観を本来子供に伝えるはずの親が

ゴミをそのまま放置して帰る
不法投棄
むやみやたらにそこにある植物・生き物を傷つけたり落書き
する

などは絶対にしてはいけないし、
子供に「自然はないがしろにしていいもの」
という認識を与えてはいけない。

効果的な自然遊びの方法

子供の頃、自然遊びをした記憶があまりない方々も多い。

自然遊びのアイデアを全て書こうと思うと、かなり長くなってしまうので
今回は3つのポイントだけお話ししようと思う。

1.あえて何もない場所で

自然の中でアスレチックなどの遊具がある場所もある。
そういった場所も確かに楽しいのだが、外せないのが

自然以外の何もない場所で遊ぶ

という経験。

何もないように見えて何でもあるのが自然。

木ひとつとっても、木登りができたり、集めて焚火をしたり、おままごとのお箸に使ったり・・・

草花なら、お花の冠作り、食べ物に見立ててお店屋さんごっこ、水に流してみるだけでも発見がある。

そんな風に、
ただそこにあるものを使って、子供の発想力・アイデアをフル回転させられる環境。

それこそが自然遊びの醍醐味と言える。

リアルとバーチャルの照らし合わせ

めちゃくちゃ大事なこれ!

自然の中で見たものを図鑑などを使って子供と一緒に調べてみる

これを6歳までに日常的に行うことによって

子供の好奇心が育ち、何かを学ぶという行為が当たり前となる。
そうすると小学生以降、勉強が伸びる子に育つ

らしい。

また我が家でもよくやるのが、名前の分からない植物や虫を見つけた時
グーグルの画像検索を使い、その場で息子と一緒に確認したりもしている。


また、さらに朗報が。

「賢い子に育てる究極のコツ/瀧靖之」によると・・・

好奇心を育て、様々な経験をさせ世界を広げてあげることで
世の中にはゲームより面白いことがたくさんある!
という実感を子供に持たせてあげる事ができる。


そうなると小学生以降一時的にゲームにハマったとしても
ゲーム脳やゲーム依存になりにくいというのだ。

なんか分かる気がする!!

さいとう
さいとう

ゲーム依存にだけはさせたくないと思ってたから、割とマジで悩み解決した

そうだ、図鑑を買いに行こう。

自然遊びにおすすめなのは、やはり
●植物図鑑
●魚図鑑
●虫図鑑

このあたりですかね。

都会っ子が自然体験するには?

都会のコンクリートジャングルに暮らす子供たちは
意識的に自然を求める必要がある。

緑地公園などの緑の多い公園などには、
小川が流れていたり、木や花が多く植えられていたりするので
そういった場所に行くのも一つの手だ。

だけどさらに踏み込んだ自然活動をしようと思う方へ

●森のようちえん
●プレーパーク

このふたつをおすすめする。

「森のようちえん」は、その名の通り校舎を持たない自然の幼稚園で
全国各地に存在する。

親子遠足など、幼稚園に通っていない人でも参加できるイベントなどやっている場合も多い。

さいとう<br>
さいとう

一度息子と参加したけど、ほんと最高だった(語彙力)

森のようちえんについてはまた別記事で詳しく書きます。

そして、私も気になっているプレーパーク!!

プレーパークは、従来の公園、既成のブランコ、シーソー、鉄棒などがあるようなお仕着せの遊び場と違い、一見無秩序のように見えて、子供たちが想像力で工夫して、遊びを作り出すことの出来る遊び場

Wikipedia

全国各地にあるので詳しくはこちらのサイトより
https://www.bouken-asobiba.org/play/

森のようちえんも、プレーパークもそうだが

基本何しても自由・自己責任

というところがめちゃくちゃいいと思う。

他の参加者と触れ合うことで、もしかしたらお友達なんかもできるかもしれない。

是非一度参加してみてはいかがでしょうか。

プレーパーク参加した際にはまたレビュー記事書きます♪

まとめ

とりあえず、あれですね。

自然体験にはメリットしかない

都会にいると、本物の自然に触れさせようとすることは
ハードルが高いのかもしれない。

でもちょっと苦労してでも、そのハードルを越える価値は大いにある。

小さいお子さんであれば、まずは公園などのちょっとした自然から
それまで意識していなかった木や花に興味を持ってみるだけで
全然違った楽しみ方ができると思います。


くれぐれも自然は大切に!

この記事を書いた人
さいとう

★インスタフォロワー4万人御礼★
数多の育児書や論文から立証された心理学や
研究結果を子育てに役立て、発信していきます。
有料記事の売り上げの一部で児童養護施設へ絵本を贈ります。
【2024年2月予定】
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