んちゃ!!
突然だけどみんなは人に誇れる過去をお持ちかな???
私は基本的に黒歴史まみれで、人生表提出したら(誰に)
黒塗りばっかりになりそうなんですけど、
そんな私でもこれまでの人生の中の数年間、
「良い子」をやっていた時期がありました(小学生)
(後に崩壊。新たな黒歴史建設へ繋がる)

でもやっぱ根っから良い子ってわけではないので
最後は爆発してオワリましたね(なにが)
で、今回、読んだ本がこちらです。じゃん。
図書館で見つけて即借りました。私を呼んでた←
著者の金間大介さんはZ世代や若者について研究している方です。
私はそれまで、令和の若者って私たちの頃よりも選択肢が多くて
SNSなど自分を表現する術に長けてて、
むしり目立ちたがりやで承認欲求の化け物だと思ってたんですが、
どうやらそれは一部のイメージだけでほとんどはそうではないようです。
令和の若者特有の「自信のなさ」「無難さ」「指示待ち」が
なにを意味するのかが、複数の論文から見えてきました。
そこにはSNS時代だからこその弊害があったので、
私たち親世代にも知っておくべきことかなと思います!
キラキラ輝くこの時代に「良い子」な令和の若者
今の若者はこう言われるそうです。
「真面目で良い子」「素直」
「目立ちたくない」「嫌われたくない」という意識が強く、
指示されたことは真面目にこなすものの、
自発的な行動やリーダーシップを嫌い、
集団の中に埋もれようとする傾向。

良い子症候群の行動原則
・周りと仲良くでき、協調性がある。
・一見、さわやかで若者らしさがある
・学校や職場などでは横並びが基本
・5人で順番を決めるときは3番目か4番目を狙う
・言われたことはやるけど、それ以上のことはやらない
・人の意見はよく聞くけど、自分の意見は言わない
・悪い報告はギリギリまでしない
・質問しない
・タテのつながりを怖がり、ヨコの空気を大事にする
・授業や会議では後方で気配を消し、集団と化す
・オンラインでも気配を消し、集団と化す
・自分を含むグループ全体に対する問いかけには反応しない
・ルールには従う
・一番嫌いな役割はリーダー
・自己肯定感が低い
・競争が嫌い
・特にやりたいことはない
・・・。
それでいいのか若者たち。

自分を表現してこその人生なのに、
なぜそんなにも自ら無難を求めるのか。
いやもちろん、自由なこの時代に目立たないことを選択することは
全然悪いことじゃない。
でも、なんていうかこう、
「戦わなければ、負けじゃない」

それでいいのか!?!?!
なんかこの精神こじらせて、恋愛すらしない子もいるそうです。
いやいや…恋愛を戦いだと思ってる時点で一回美輪さんにシメられたほうがいい。
恋愛って戦いじゃないんで。愛ですから。(大真面目)
「良い子」を求められる子の弊害
東京学芸大学で発表された論文による
子どもの頃に感じていた
「親からの期待」

が、大学生・大学院生になった今の自分にどう影響しているかを、
306人への調査から分析した結果がとても興味深いです。
前提として、少子化が進む中で、親が一人ひとりの子どもにかける期待は昔より大きくなりがちですよね。
平成とか子ども基本放置だったよね←
みんなも放置されてたよね。
私幼少期は親と遊んだ記憶より、1人で団地ウロウロしてた記憶のほうが大きいんだが。
母はその間家でエアロビしてた

比べて今は「親を満足させるいい子」を無意識に作り上げようとする傾向が強まっていると言われています。
「知育」とかまさにド真ん中では?!
でも、一見なんの問題もなさそうな「いい子」が、
ある日突然、不登校になったり、摂食障害や自傷行為に走ったり、キレてしまったり…。
この論文は、その謎を解く手がかりになるのではないかとおもいます。
自尊感情は2種類ある
この研究のおもしろいところは、
自尊感情を「高い・低い」で測らなかったこと。
代わりに、質の違いに注目しています。
誰かに評価されなくても、「自分らしくいるだけでいい」と感じられる、安定した自己肯定感
いい成績や高い評価があって初めて成り立つ、条件付きの自己肯定感
言い換えると、①は「土台のある自信」で、基本的に揺らぐことはありませんが
②は「常に何かを証明し続けないと崩れる自信」

というイメージです。
まずこの違いを改めて頭に入れておいて下さい。
親の「いい子願望」は3タイプに分かれる
調査の結果、親が子どもに求める「いい子」像は、次の3パターンに整理されました。
この論文で分かったことは
期待に応え続けると、
自信が「条件付き」になる

子どもの頃に「学校・社会的よい子」や
「家庭内よい子」を強く求められていたと感じている人ほど、
大人になった今、自己価値の随伴性が高いことがわかりました。

ちなみに私が良い子を演じていたのは習い事(バレエ)です
つまり、「期待に応えたら褒められる」という経験を繰り返すうちに、
「結果を出さないと自分には価値がない」という感覚が根づいてしまう、ということです。
さらに、この自己価値の随伴性が高まるほど、
本来感(ありのままの自分でいいという感覚)は下がるという関係も、男女ともに確認されました。
親から「心理的に自立できているか」も鍵
もう一つ興味深いのは、親への依存欲求と独立欲求のあいだで葛藤している人
つまり、親から離れたい気持ちと、まだ頼りたい気持ちの間で揺れている人ほど、
本来感が低く、自己価値の随伴性が高い傾向にあったこと!
心理的な自立がうまく進んでいないことも、不安定な自尊感情と関係しているようですね。
ちな
男性のほうが本来感が高く、
女性のほうが自己価値の随伴性や親への依存欲求が高い
という性差も見られました。
ちなみに後ほど書こうと思ってたんですが、
良い子症候群も、女の子のほうが傾向が強いです。
「いい子」として親の期待に応え、
自分のネガティブな感情を抑え込んできた子どもは、
成長してからも
「評価されないと自分には価値がない」

という不安定な土台の上で生きることになりがちです。
それが、思春期・青年期以降の生きづらさにつながることがあります。
だからこそ、
「そのままの自分でいい」と感じられる本来感を育てることが大切。
「先生、みんなの前で褒めないで下さい」
ここで本のタイトル回収ですが、
金間先生が大学の授業で、ある1人の生徒のことを褒めたそうです。
するとその生徒が授業が終わったあとにやってきて

先生、みんなの前で褒めないで下さい
と言ったそう。
それ以外にも、みんなの前で褒めた途端、急激に発言が減った人も。いて
決してこの生徒だけの問題ではないそうです。
シンプルにどういう心理なのか?
1. 「横並び」から外れる恐怖(同調圧力のセルフコントロール)
周囲と「同じであること」を基本とするため、
1人だけ突出して褒められると、
「集団の調和を乱した」
「みんなに嫉妬されるかもしれない」

という不安を感じます。

繊細すぎやろ
タテの上下関係よりもヨコの空気感(同調性)を極めて重視するため、
悪目立ちはもちろん、善目立ちであっても
「集団から浮くリスク」と捉えてしまうのです。
2. 「期待」という重圧と自己肯定感の低さ
全体的に自己肯定感が低めな傾向にあるため、
人前で大々的に褒められると

次も同じように成果を出さなければいけない(震)
という強いプレッシャーを感じてしまいます。
失敗して周囲をがっかりさせるくらいなら、
最初から「期待されないポジション(3〜4番目)」に身を置いておきたいという防衛本能!
あとこれ女性に多いらしいのですが、
自分の実力で成果を上げたにもかかわらず、
「自分の能力ではなく、ただ運が良かっただけだ」
「買いかぶりすぎではないか」

と自嘲的に思い込んでしまう心理傾向のことです。
周囲から高く評価されている人に多く見られ、
実力と自己評価のギャップに苦しむのが特徴です。
今は評価されてるけど、自分が無能であることがいつか周囲に露呈し、
「詐欺師」だと思われるのではないか
と常に不安を抱えています。
誰もが陥る可能性のある「心理的な罠」ですが、
特に真面目で完璧主義の人に多いようです。
3. 「仕組まれた評価」への警戒
SNSネイティブである彼ら若者は、
他人の目線や「他者からどう見られているか」に非常に敏感です。

そのため、上の立場の人(先生や上司)から人前で褒められると、
「見せしめに使われているのではないか」
「自分をコントロール(利用)しようとしているのではないか」
という警戒心を抱くことがあります。
また、周囲から
「あいつは上の人にお気に入られようとしている」と誤解されるのを嫌がります。
繊細すぎやろ。(2回目)
4. 競争の回避と嫉妬へのケア
「競争が嫌い」という心理の裏返しで、
自分が褒められることで
「他の(選ばれなかった)人を傷つけてしまうのではないか」
「気まずい思いをさせているのではないか」
と、過剰なほど周りに気を遣ってしまう側面もあります。
他者との衝突を徹底的に避けたいがゆえの、彼らなりの配慮なんですよね。
一見、褒められて嫌な顔をするのは「謙虚さ」や「やる気のなさ」に見えるかもしれませんが、
その本質は「ヨコのつながりを守り、安全に集団の中に溶け込んでいたい」という強烈な自己防衛心理と言えます。
すべて平等にしたい
金間先生が、日本の若者にあるアンケートを取りました。
② 必要性分配:男性5・9%、女性5・5%
③ 実績に応じた分配:男性19・6%、女性16・5%
④ 努力に応じた分配:男性25・5%、女性24・8%
最も支持されたのが①の「すべての人に平等に」という精神。
つまり、それが本当に必要な人も、それが必要でない人も、
そんなこと関係なくみんなに分け与えようという
最も非効率なやり方。
一方アメリカの学生に同じアンケートを取った結果
①が最も少なく、③が最も多くなったそうです。
つまり、日本の学生とアメリカの学生の考え方の違いはこう。
能力や成果、あるいは努力の量すらも一切関係なく、「全員が一律であること」こそが最も揉め事が起きず、心理的に安全で公正な状態。
差がつくこと自体を「不快」「不条理」と感じる、究極の横並び主義の表れです。
アメリカの学生
「出した成果に応じて報われること」こそが公正であり、
何もしていない人にも同じだけ配る「平等分配」は逆に「不平等」だと考えます。競争を前提とした実力主義の価値観が根底にあります。
まぁもともと日本ってそういうところあるよね。
アントレプレナーシップが低い日本ならではの、
ある意味納得できる結果となりました。
日本の同調圧力が強い環境では、
「1番になって得られるリターン」
よりも
「悪目立ちして集団から排除されるリスク」
のほうが圧倒的にコスト(損失)が高いのです。
これが日本の若者の生存戦略
アジアの子ども特有の…
モチベーションの世界では、昔から
「人は自分で決めたほうがやる気が出る」

と言われてきました。
ところが、子どもたちに「単語パズルゲーム」をしてもらった有名な実験(アイエンガーら、1999年)で、驚きの結果が出たのです。
まずは
予想通り、「自分で問題を選んだとき」に一番長くゲームを続け、モチベーションが高くなった。

なんと、自分で選んだときではなく、「お母さんが選んだ問題だよ」と伝えられたときに、圧倒的に長い時間ゲームに没頭したのです。

アジア圏の文化では、
「母親が決めたことを認めて受け入れること」が、大きな意欲につながる心理が働いているようです。
もう少し詳しく言うと、
「自分で決めて失敗したら自己責任で気まずいけれど、
大好きな人が決めてくれたことなら、安心して全力で取り組める」

という心理です。

個人的には絶対嫌だ!!なんでも自分で決めたい!!!!
その背景にあるのは、日本の若者の
「圧倒的な自信のなさ」
なぜここまで「自分で決めること」を避けるのか?
その答えは、高校生の自己肯定感に関する国際調査(2019年)のデータにハッキリと表れてしまっていました。
日本・アメリカ・中国・韓国の4カ国で比較したとき、
日本の高校生はダントツで次のような2つの傾向があった!
これほど自分に自信が持てない状態だと、
「自分で何かを選んで、もし悪い結果になったらどうしよう」
「誰かに迷惑をかけたり、不利益が出たら立ち直れない」
と怯えてしまうのは当然ですよね。
だからこそ、就職先のような人生の分岐点だけでなく、
毎日のランチ選びですら

なんでもいいよ~
と、
「友達に決めてもらったほうが楽だし、誰も傷つかない」
と、自分の意見を引っ込める自己防衛に走ってしまうのです。
私たちがヒントにできること
「自分で決めなさい!」
「主体性を持ちなさい!」

と無理に突き放すのは、今の自信をなくしている子どもや若者にとっては、
ただ恐怖をあおるだけになってしまうかもしれません。
もし、彼らのやる気を引き出したいなら、
まずは

失敗しても誰も責めないし、あなたの価値は変わらないよ
という圧倒的な安心感を作ってあげることが先決です。
「みんなで決めよう」
「例題にならってやってみよう」
というフラットな選択肢を用意して
少しずつ「自分で選んでも安全なんだ」という成功体験を積み重ねていく伴走が、
今の時代には特に必要なのかもしれません。
良い子症候群はいつ発症するのか?
先日、小学一年生の息子の授業参観に行ってきました。
ほとんどの子ども達は先生の質問に「はい!はい!」と手を上げていて
息子も当てられるのが好きらしく、まっすぐ手を伸ばしているのが印象的でした。
でもこの「手を上げる」という行為、小学4・5年生が中央値。
5年生以降になってくると
浮いたらどうしよう。
間違えたら嫌だな。
とこの頃に発症することが多いそうです。
こんな話もあります。
就職活動の時、面接にリクルートスーツじゃなくていい企業は意外に多いです。
むしろ同じ服装の学生を見るより、その人の個性が分かる私服のほうがいいという採用担当者も多い。
にも関わらず、学生の9割はリクルートスーツで来る。

「浮くこと」がなにより怖いからです。
ということは、もうこの頃には完全に発症しているということですね。
もちろん個人差はありますが、やっぱり小中学校くらいにはもう
発症しているパターンが多いのかなと。
逆パターンで、ヤンキーほど大人になってから成功する
みたいな話もあるあるなので
きっと行動力やリスクへの耐性が強いんじゃないかと思います。
それって起業やビジネスにおいて最強の武器ですよね。

ぐぬぬ…でもヤンキーになったら泣く…
リクルートの話で思い出したけど、私の友だちもある企業面接で
「勝負服で来て下さい」と言われていたけど
なぜかリクルートスーツで行ったらしい。
面接官に

なぜ勝負服で、と言ったのにリクルートスーツなんですか?
と聞かれ、とっさに
「でも下着は勝負下着です!」

と答えて落ちたらしい。意味分からなすぎわろた。

いやむしろとっさにその返答できる逸材を落とすとか
面接官の目は節穴か?
ちなみに彼女は今、京都で「飲める八百屋さん」というコンセプトの
店を自分でやっていて、
テレビとかにも出てるし頑張ってる。
面接官はやはり節穴だったようだ。
日本人は備えれば備えるほど不安になる
私がずっと大切にしているアントレプレナーシップ。
起業家精神というのですが、
日本人はこのアントレプレナーシップが他国に比べて
低いのです。
詳しくはこちら
https://ikujiotaku.com/uncategorized/我が子を起業家にしたい方は必見!土台は2歳か
大学生・大学院生を対象にした調査では、
なぜ起業しないのか?という問いに対して
・ビジネスに関する理解不足
・経営に関する理解不足
を選んだ学生が日本は圧倒的に多かったのです。
これでなにが分かるかと言うと
総じて「自分自身に関する不足感」

自己評価激低なんですよね~~~~!!
備えるほど不安になる日本の若者
「準備をしっかりしている人ほど、失敗への不安が減る」
備えあれば憂い無し!

ですが、
ほとんどの国では当たり前の話なんです。
でも日本だけ、真逆の結果が出ました。
なんと、
「自分には知識も能力も経験もある」
と感じている人ほど、失敗をより怖がっているというデータが出ました。
逆に
「自分はまだまだだな…」と思っている人のほうが、

失敗を怖がらない傾向にある、と。
これって、めっちゃ不思議じゃないですか?
準備すればするほど不安になるなら、
いったい何のための準備なんですか? って話ですよね。
「備えれば備えるほど憂う」日本人。
完璧主義だからこそ、知れば知るほどリスクが見えてしまうのかもしれません。
まとめ
どうですか、皆さんも心当たりあることがいくつかあったのではないでしょうか!
私はありました。特にインポスター症候群はマジそれ。
日本人は総じて自己評価低いし、
知識があればあるほどリスクばかりが目について
結局やめよってなってしまうのもったいなさすぎる。
なんかそういうところが少子化につながってるのかなって。
周りやネットから

子育ては大変!
という話を耳にして、「じゃあうちはDINKSで」みたいな思考になる人も
多いと思うんですよね。
「今の日本で子ども産むなんてリスクでしかない」
って言う人もよく見かけるんですけど、
一見「賢い選択をしてる私(僕)」に見えて
実は自己評価や自信がないのが大きいのかなって。
なんかそういうところにも繋がってる気がします。
でさ、思ったのが、生まれた時はみんな同じスタートなのに
いつから自己肯定感って下がるんだろう。
ということで改めて自己肯定感についても紐解いていこうかなって思います。
楽しみにしてて下さい。
では!ばいちゃ!!\(^o^)/
参考文献
・いい子症候群の特徴に着目したWeb調査の試行A Current Status of Intergenerational Gap through Internet Research
・先生、みんなの前で褒めないで下さい/金間大介著
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