【起業家メンタル】が育つってこんな家庭!
これを読んで下さってる知育ママ(パパ)さん達は
一度は思ったことがあるんじゃないでしょうか。
「(前澤社長)みたいな起業家になってほしい」
()内は各々好きな起業家の名前を入れてもらって大丈夫です
え? 私ですか?いっぱいおりますけどトップ3は
たかの由梨さん・マダムシンコさん・孫正義氏です。
ちなみに前澤さんは幼少期、カブトムシだかクワガタだかを捕まえて
クラスメイトに売りつけていたらしいですから
前澤は子供の頃からちゃんと前澤してたわけですね。(すごい)
期待を裏切らない男MAEZAWA(YAZAWAみたいになった)
つまり、起業するような人は、幼少期からその土台となるようなことを
自然とやっちゃってる!!
(芸人の中で一番好き)
今回は特に
我が子には起業家の道もありかな~
って考えの方必見!!!
アントレプレナーシップ教育について
この教育、聞き慣れないかもですが、
文科省も予算を組んで重い腰を上げ出したので、これからもっともっと広まっていくと思うんですよね。(と、思ったけど数年前から認知度変わってない気がする)
なので古参ぶりたい人は是非今のうちにこの記事を読んで下さい(言い方)
さらに先日参加してきた中学受験セミナーの中でも
知窓学舎塾長で仰せられる矢萩邦彦先生が
アントレプレナーシップの重要性について触れており
大変興奮致しました。
大事なんですよ、本当に。
昔は確かにアントレプレナーシップなんて求められていなかったかもしれない。
が、急速に成長するAI時代に打ち勝つためには
起業家云々以前に……
もはや全ての子が身に付けるべき必須メンタルなんです。
0→1を創造できる人間はAIに勝てる
ヨーロッパやアメリカで力を入れている、いわば
※「起業家」ではなく、「起業家精神」です!
つまり、
・他の人が思いつかないような独創的な発想
・そして実行力
これらを養おうという目的です。
普通の経営者とは若干意味が違います。
あくまでも「0から創造できる人材」です!!
有名なところでいくと連続起業家のイーロンマスク氏もそうですね。
うちの子は起業家にはならない。キーエンスに就職して40代で墓を建てる
なんて思っている人もいるかもしれませんが……
いや……キーエンスしんどいぜ!?!?!
簡単に言うけどただのサラリーマンじゃないよ……
激強メンタル・鬼の行動力・体力・頭の回転の速さ・リーダーシップ
もろもろないと無理よ……
なので
将来起業するしないに関わらず、
どんな仕事に就こうと必要な要素だという事です。
さて日本では、このアントレプレナーシップ教育、
遅れに遅れているようで、
韓国・台湾・香港にも抜かされてアジアの中でも圧倒的下の下!!
更に、
アントレプレナーシップの世界的なトレンドを調査している
グローバルアントレプレナーシップモニターレポート(Global Entrepreneurship Monitor Report、以下「GEMレポート」)の調査によると
・起業するのが簡単か
・起業に興味があるか
などの全ての項目で50ヵ国中日本はほぼ最下位
詰んだ。
日本の悪いところぜ~んぶ出てる
ちなみにですね、
日本で今この教育を受けているのは主に大学生なんですが、
その中でも実際、受講の機会が与えられているのはわずか1%
実施している大学でもアントレプレナーシップ教育に対する予算はほぼないに等しい(あっても年間100万以下)
しかし、さすがに国もこれじゃダメだということで、
もっと下の世代……つまり
「小中高生にもこの教育をしよう!」
ということで予算を組み、実施していくようなのですが、
それはそれで問題がある。
なかなか広まらない背景
国が考えたアントレプレナーシップ教育の内容とは……
「各学校に若い起業家を派遣してセミナーをしよう」
みなさん、これについてどう思われますか?
私的には、もともと意識の高い一部の生徒には確かに効果があると思います。
でもほとんどの生徒にとっては所詮は一過性のセミナー。
それだけで起業に挑戦してみよう!
と思う子、ほぼいないんじゃないかなと。
たとえセミナーを聞いて一時的にやる気になったとしても
家に帰って親に、
起業してみたい!!
馬鹿なこと言ってないで宿題しなさい
こう言われるのがオチなのではないでしょうか。
事業している親とかなら別かもしれませんが、たいていは
将来起業するためには今は学校の勉強しようね
という思考になる親が圧倒的に多いのでは。
そうなるともう子供も諦めざるをえませんよね。
なぜなら子供が起業するには親の教育が必要不可欠だから!!
(金銭的にも!!)
その証拠に今日本で、小学生や中学生で起業している子達は、
全員もれなく親御さんの協力が半端ないです。
小学生で起業した子たちの実例
1人目・米山維斗くん(起業当時小学三年生)
・幼い頃から宇宙・科学(化学)・化石などに興味を持ち図鑑や本を読み漁る
・インター幼稚園で多様な価値観を学ぶ。
英語の文献を読んだり、「知識の研究がしやすい環境」だったそう
そして通っていた公立小学校には個性あふれる友達が多く、
友達が折り紙でオリジナルのカードバトルを作っているのを見て
ぼくもなにか作りたい
と思い、爆誕したのがこちら!
遊びながら化学式を学べるカード(現在生産中止?)
ちなみに「勉強はずっと嫌い」らしいですが、東大進学されております(起業しながら)
多分私とは「嫌い」のレベルが違う。
2人目・加藤路瑛くん(起業当時12歳)
ある日お母さんに
会社を作りたい!
と相談し、路瑛くんとお母さんの起業計画がスタート。
資金はクラファンで集め……
見事、株式会社クリスタルロードを設立
子どもの起業支援や感覚過敏を研究する会社!
ゲームや理科が好きだった路瑛くんはが起業したいと思ったきっかけが
なんと1人目の米山維斗くんだったのです。
小学生が社長になったということに衝撃を受けた路瑛くんは
「働くのは大人になってから」という固定概念が吹っ飛んだ
と。
3人目・熊谷サラさん(当時中学生)
河川敷に無料の青空図書館を開設。
鬼コミュ力高いサラさんが中心となり、
本の貸し出しの枠を越え、コミュニケーションの場にも!
(その後高校進学で寮生活になるため活動中止)
サラさんのご両親は
というルールがあるそうで、
無駄時間がなくなったことで
自分が本当に興味があることが何か明確に分かった」
スマホデトックスします……
学校で教えるのはほぼ不可能な理由
じゃあ一過性のセミナーじゃなく、先生達が授業で教えれば?
ちょ、おま……
先生は忙しいんだよっっ!!!
起業経験のある先生って、ほぼいない。
その先生に、起業について人に教えられるレベルまで知識をつけさせて
更に授業に組み込むって
どう考えても圧倒的不可能……!
つまり、アントレプレナーシップ教育は
ということになります。
まずは親の意識改革から
以前、ブログでこんなテーマで記事を書きました。
世界一不安遺伝子が強い国、日本
これこそが、日本でアントレプレナーシップ教育が広まらない原因の最たるものです。
基本的に我々日本人の気質としては
・「みんなと一緒」が大事
・挑戦よりも安定を選ぶ
知らず知らずのうちに刷り込まれてきているそう。
アントレプレナーシップを育むために家庭で気を付けたいこと
1, 人と違うことをする我が子を受け入れる
2,小さい頃からリスクがあることを選択させる
3,間違えたことを褒める
①「人と違う事をする我が子」を受け入れる
これからは
みんなと同じ事ではなくて
みんなと違うことができる人が有利になっていく!!
もっと言うと、
今まで通用していたことが通用しなくなっていく時代
AIの導入などにより、イエスマンで与えられた仕事だけこなしていれば安泰だった時代は終わり、
コミュニケーション能力や、画期的な発想を持つ人……
既存の枠を越えられる人
が求められていく時代なのはひしひしと感じます。
なのに、日本の教育現場では未だに画一的な教育が根強く残っています。
例えば幼稚園や保育園でも、他の園児たちが体操や運動会の練習をやっている間
それらを嫌がってやらない子。
そんな時に、
〇〇ちゃん、みんなやってるよ
という声掛けをつい! つい!! してしまいがち。
「みんな一緒が正義」
をあまりにも小さいうちから刷り込まれると……
その子の持つ主体性やリーダーシップがどんどん失われていってしまう!
みんな守ってるから
みんなを見てごらん
と、
「みんな」というある種呪いの言葉で何かをさせようとするのは
協調性ではなく同調圧力
やりたくないなら、周りの子の邪魔さえしなければ別にやらなくてもいいのではないかと。
タモリさんだって幼稚園行ってない(自分の意思で)
はたして協調性とは、無理矢理ひとつのことをやらされて身に付くようなものでしょうか。
日々の子供同士の遊びの中で主体的に育まれるもの。
ではないかなと。
さらに、
人と違うことは悪いことではない
ということも同時に教えていきたいところです。
人と違うことは恥ずかしいことじゃないんだよ
が……
いくら他人からそう言われたって
恥ずかしいもんは恥ずかしいんだよっ!
言わせんなバカヤロウ!!(色々経験済み)
恥ずかしいかもしれないけど悪い事ではないよ
と「恥ずかしい」という感情を受け止めつつ
そう伝えてあげると子供は安心し
「自分はこれで良いんだ、人と違っても良いんだ」
という自己肯定感にも繋がるそうです。
②リスクがあることを選択させる
ここで言うリスクとは……
【挑戦と失敗】のこと
子ども時代には
「命に関わるような大けがにならない一歩手前」
の危険な経験をさせることが大切(為末大さん)
過保護精神は今すぐ捨てましょう
マジでうちの夫に誰か言ってほしい……。
小さい子なら「これをしたい」と思った時に
本能的にパッと手が出ますよね。
時にはそれで親を困らせる行動を取ったりもします。
ですが子供が自分の意思で
なんかちょっとやってみよう!
と思って行動することに対して
「これは危ない!」「まだ早い!」
と親が先回りして止めてしまい
挑戦する楽しさや失敗する権利を排除し
自主性をたっぷり奪って育てた数年後、急に……
「さぁ自由で独創的な発想力を発揮して!」
なんて突然言われても、子どもは混乱するばかり。
通常、親としては我が子の辛さや恐怖心、
あるいはしんどさをどうやって排除してあげようかと考えることが多いと思うのですが
・しんどさやある種の恐怖心をいかに生活に組み込むか
が本当に大切なんだなと。
アグネス・チャンさんの子育て本を読んだ時も
同じくエリートたちはそうやって育てられているんだなと痛感しました。
③間違えたことを褒める
結局過程が大事!!
そこらかしこに書かれている「過程が大事」ですが、
本当に心から思えてるか?って話なんですよ。(あ、自分に言ってます)
能力主義になってないか?
結果主義になってないか?
結果がでなかった時、がっかりした顔をしていないか?
今一度、己に問いかけたい事案です。
もはや生きてる間に起こること全部死ぬまでの「過程」だしね!!
なのでよく言う、
「結果じゃなくて過程を褒めろ」
これが本当に大切だなと。次の努力に繋がるよね。
「喧嘩は負けちゃったけど、カウンターで相手の鼻に一発入れたのすごかったよ!」
みたいな(絶対違う)
さらにお子さんが何か失敗したり、間違えた時には
「良い間違えだね」
などと言って褒めてあげて下さい。
その結果、
「失敗する事は必要な事で、恥ずかしいことじゃないんだ」
ということが徐々に分かってくれると思います。
子どもが安心して失敗できる家庭内の環境作り
例えば
旦那さんが何かお水をこぼしたり、日常の中でちょっとした失敗をした時。
反射的に
「もー! 何やってんのよ」
などと言ってませんか?
確かに何度も言ったことを繰り返しされたり、
響いてない態度を取られると怒りが大気圏を突破しそうになりますが
そこはぐっとこらえて「大丈夫?」と優しく声を掛けてあげよう!
世界一できてないヤツ(私)が言う
これは私も気を付けたい。その気持ちだけは本物。気持ちは!
やはりパパママのやり取りを子供は見ていますから、
一方が何か失敗をしたときにもう一方がやたら責めてしまうと、子供もそれを学習してしまいます。
子どもが安心して失敗できる家庭内の環境作りは大切かなと思います。
スポーツはアントレプレナーシップが育ちにくい
スポーツしてる方からすごい批判きそうなんですが、
(いて……ちょ、石投げないで……)
元陸上選手で現在は実業家の「為末大」さん曰く
目から鱗の発想でした!!
え、みんなどう!?
なぜなら一般的に長くスポーツをやっている人こそ
根性があって、仕事ができるというイメージですよね。
が、スポーツにはルールが絶対で、
ルールを破るとどんなに強くとも問答無用で退場なわけです。
「決められたルールの中でしか動けない」
が癖づいてしまうことは、為末さん曰く、
そこから逸脱して新しいものを生み出そうとする思考
が育ちにくいというわけなんですね。
ちなみに為末さんは言語化の鬼で、Xもめっちゃ勉強になります
特に集団競技のスポーツって
周りと調和を取ることや、根性に長けているんだと思います。
組織の中で出世するタイプに多いと思うので、社会人には必須の能力!
それはそれでめっちゃ素晴らしいこと。
ただ「起業家」という観点から見るとそこが弱点にもなるのかなと。
なんか起業家って変わり者のイメージあるじゃないですか(偏見オブ偏見)
そういう意味で、スポーツマンにはルールを逸脱して何かを生み出そうとする思考力は
あまり癖付いていないのかもしれません。
ご自身も元アスリートで、数多くのアスリートのセカンドキャリアを支援している為末さんの言うことなので信憑性は十分にあるのではないかと思う。
ただしオオタニサンがプロデュースするならたとえ百均の爪楊枝でも
球場に落ちてたゴミでも爆売れする(確信)
アントレプレナーシップが育つスポーツ
中にはアントレプレナーシップに向いているスポーツもあります。
スキー・サーフィン・山登り・キャンプ・トレイルランニングなど
聡明なみなさんならもうお分かりかと思いますが、
共通点はそう……
「自然」を相手にしている
自然ってその時の天候などによって簡単に環境が変わりますよね。
いくら成功マニュアルを頭に叩き込んでいても、
実際その時にならないとどんなトラブルが起きるか分からない。
どう環境が変わるか分からない自然の中で、
瞬時に判断し、臨機応変に「なんとかできる」
そんな人の方がアントレプレナーシップは強い。のだとか。
まとめ
実は今回の内容は、2年前ウェルノートさんのオンラインイベントで
お話させて頂いたことをベースにまとめました。
なので「既にそれ聞いたわ」って方はすみません(そしてありがとう)
でもあの頃と内容若干変わってるし、
追記もめちゃくちゃしてるのでヨロシク!!!(強調)
そして私自身も、息子が中学生とか高校生になったら、
一緒になにか起業してみたい!
なにするかとか今は全く想像つかないけど、
人の助けになることがしたいですね。(私は)(息子は知らん)
そういう意味では起業じゃなくて、ボランティアとかでもいいかもしれない。
まぁこれはあくまで親の理想です。
彼には好きなことをやってほしい
あとスポーツとアントレプレナーシップの話に関して追記ですが
だったら子どもにはスポーツをさせない!!
などという0か100かしかない極端な思考(ダークサイド)に陥るのはやめて下さい。(何卒)
スポーツにはスポーツの良いところがあって、
スポーツをしていないと身に付かないものもたくさんありますから!!
もちろん中には、元スポーツ選手で起業されて成功してる方もおるというのは大前提で、
私は結構納得しましたねぇ……。
というのも私もスポーツじゃないんですけど
ずっとクラシックバレエをやってきたんです。
古典バレエって、美しいとされるポーズがあらかじめ決まってて
そこにいかにカッチリハマるか、がめっちゃ大事なんですよ。
ただ立ってるように見えて、頭のてっぺんからつま先、指先、膝の向きまで、
全て「正しい位置」に計算されてます。
もちろん踊りにはそれぞれ個性が出るし、大事なんですけど、
アドリブは求められないし、この「正しい型」から外れることは「美しくない」
加えて私の場合は先生絶対主義の教室でした。
学校以上に「右向け右!」
そんな環境に14年いたので、
当時は分からなかったけど、大人になってその弊害を感じることが多々あります。
ただね!
うちも今水泳習っているし、今後も息子が何か特定のスポーツをしたいと言ったら
どんどんやらせるつもりです。
「だったらスポーツも、アントレプレナーシップ教育も同時にやったらいいじゃん?」
(こんな時期だしクリスマス感出してみた)(無駄な気遣い)
ちゅーわけで、いつでもどんな道に転んでもいいように
教育は道を定めず!!多角的に!!柔軟に!
アントレプレナーシップが必要なのは、子どもよりまず私達かもしれません。
〇人と違うことをする我が子を受け入れる
〇「みんな一緒」を押し付けない
〇失敗を褒める・失敗をさせる
〇失敗を許される家庭づくり
〇スポーツさせるならアントレプレナーシップも同時に
手始めに庭先でレモネードを売ろう(アメリカの子どもがようやるやつ)
【お詫び】
今回参考文献をまとめたメモを紛失致しました。(バカヤロウですか?)
どっかのファイルに入っているはずなのに見つけられずPCの海をさ迷っています。
何卒ご容赦下さい。
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