「センスが良い人」を言語化してみた

「どうでもいい人生」からの脱出と
我が子と実践!センスの磨き方

 

先日、某西松屋で買い物していると
一組の親子が服を選んでたんですけど

女の子は5・6歳くらいで、お母さんと二人。

「これがいい」

と、女の子が言うと、すかさずそのお母さんが

「え~これ? ほんまセンスないわぁ」

と。

女の子はそれ以上何も言わなくて、なんか久しぶりに胸がぎゅっとなりました。

近頃はくすみカラーの洋服が流行っていいますが、
私の母も平成当時から茶色・ベージュが好きで、よく着させられていたんですよね。

当時の私は「なんだかババ臭いなぁ」と思ってて。
女児ってほら、虹とかペガサスとか、カラフルな服好きだから。

大人から見たら「子供っぽい」「ダサい」と思うかもしれないけど、
大前提、

女の子はみんな、
小さくても自分の「好き」を持っている。

 

自分の感性のままに選ぶという経験を積むこと。

それが何に直結するかというと……

 

センス。

 

センスが良い人。っているじゃないですか。
服にしろインテリアにしろ、デザインにしろ、言葉選びにしろ。

アクセサリーの付け方ひとつとっても、
「その人のセンス」ってめちゃくちゃ出るんですよね。

で、「その人のセンス」こそがこれからの時代すごく大切だなって思ってて。

 

AIが

「平均的で無難な答え」や「既存データの組み合わせによる出力」

を瞬時に生成できるようになった今、

「その人ならではの視点」や「違和感の正体を見抜く審美眼」
といったセンスの価値

が、かつてないほど高まっていると思いません?

思いますよね。(圧)

 

さいとう
さいとう

センスの良い人って結局どこにいっても重砲される

で、それって子ども同士の人間関係にも無視できない要素だったりする。

「可愛い子」は嫉妬されるけど、
「センスの良い子」は憧れの対象になる。

数値化できないからこそ、「センス」という言葉に全部詰め込まれて、
とても曖昧な概念なのに、なぜかそういうの、私たちは本能的に感じ取ってしまう。

あ、この人のセンスすごいな~つって。

 

今回の記事では、子どもはもちろん、
私達大人もセンスの底上げをできるように
「センス」の正体を解明していきたいと思います。

 

「こんな記事を上げるくらいだからさぞ
さいとうは自分のセンスに自信があるのだろう」

勘違いなされぬよう……。

私はセンスに自信ない側の人間です。
なので、これを今回テーマにしたと言っても過言ではない。

さいとう
さいとう

私はこれが好き!!と大手を振って歩ける大人になりたい

センスは才能ではない

どうせ生まれつきのものでしょ

と思われるかもしれませんが
(そしてそういう人も多分いるけど)

センスを育てるのには3つの要素
が必要だそうです。

 

まずひとつが、

「膨大な知識に基づいた、精度の高い予測と選択」
さいとう
さいとう

めっちゃ回りくどい言い方

つまり、自分の中に「カッコいい」「心地いい」という正解のストック(引き出し)をたくさん持っていて、
その中から「今の場面にはこれが一番似合う!」というものを、
迷わずパッと選べる人のこと。

インプット量が少ないのに、アウトプットしてもチグハグになるんですよね。
考えてみれば当たり前で、
俳優になりたければたくさん映画や人の演技を見るべきだし、
小説家になりたければ本を読まなきゃだし。
あのクリムトだって浮世絵に影響されてますから。
これとかまさに分かりやすくて。
なんとなく着物の柄っぽいですよね。
(クリムトは着物コレクター)
自分が「美しい」と思うものを選び取って真似ていく作業が不可欠なわけです。

で、冒頭の某西松屋での親子の会話に戻りますが、

「センスがない」

と切り捨てることで、

・親の好みの押し付け
・感性の否定
・「自分で選ぶ」ことへの抵抗感

などが生まれてしまうわけです。

あのお母さんがなぜそんなことを言ったのか真意は分かりませんが、
どれだけチグハグで、キテレツな格好をしていたって
「選ぶ」という行為を否定してはいけないなぁと思います。

自分のセンスや感性を表現できるのは
「自分で選んだ経験のある人」だけなので!

だからむしろ私は、幼い子が「おお、すごいファッションだな」という格好をしているのを見ると
「いいな」と思うわけです。

多分自分で好きなものを選んで組み合わせたんだろうな~と。

もちろん、大人が選ぶ日もあって当然なのですが、
基本は子どもに選ばせてあげたいなと。

 

知的なセンスを磨くには

「センス」と一口に言ってもその内訳は無限にあります。

さきほどまではファッション視点の「センス」でしたが
じゃあ知的センスはどうなのかと。

つまり言葉や思考。

適切な時に適切な言葉を掛けられるかどうか。

人とコミュニケーションを取る上でも大切だし、
逆にそれが欠けていると「空気が読めない」なんてことにもなりかねない。

 

これも同じくインプットが大事なのですが、
東京理科大学栄誉教授の藤嶋昭さんは

「読書」でセンスが磨かれるとおっしゃっています。

 

身の回りのことに興味を持つこと。これは研究者にとっても大事なことです。何かを発見し、これは何だろうと思い、そして調べる。
研究とはそういうことの繰り返しだからです。
したがって研究者には、
これは面白い、
ここには問題がある
ということが分かるセンス、
新しいテーマを見つけ出すセンス
が必要になります。
そういうセンスを磨くために役立つのが、読書です。

 

私は樹木希林さんと内田裕也さんの娘さんである
内田也哉子さんの文章すごく好きで。

内田裕也さんの葬儀のときには、謝辞を読んで
絶賛(という言い方が適切か分からないけど)されていました。


言葉のひとつひとつにセンスが溢れていてとってもおすすめの1冊!

 

さいとう
さいとう

我が子にはこういう文章に触れて成長して欲しい

 

とにかく旅をすべし

海外旅行はセンスを磨くのに有効な手立てです。

センスの良い人はだいたい旅でインスピレーションを受けている

 

さいとう
さいとう

こんなエピソードがあります

東北に、ある廃業寸前の旅館があって、
その家の長男が継いだんですが、うまくいきませんでした。

いよいよ潰れるとなったときに
それを救ったのが、放浪好きで遊び人の次男だったんですね。

海外旅行ばっかり行っていた次男は日本に戻ってきてから
海外で見たデザインやインスピレーションをヒントに旅館をリノベーション。

ボロボロだった旅館はあっという間にリゾートホテルに変わり、
全国からお客さんがくるように。

 

さいとう
さいとう

問題は私がこのホテルの名前を忘れてしまったこと(勘弁して)

 

さらに、私が個人的に推している空間デザインナーの方がいるのですが、

ブラウザーをアップデートしてください

 

見てもらえたら分かるんですけど
「あ、これは古澤さんのデザインだ」
と一発で分かるようなめちゃくちゃ素敵な空間を作り出す天才なんですよ。

 

デザインにつて学校等で学ばれたんですか?

という質問に、

学校に行くと知識が学べてプロになれますが、
センスは磨けません。

センスを磨くには
キャンプをしたり、旅をしたり、様々な音楽、映画、
ファッション、カルチャーを知り
感性を豊かに磨くことです

と答えていて、

 

お部屋をおしゃれにする方法は?

という質問には

ダサいものをひとつも置かないこと

 

と答えていました。(真理すぎる)

 

さいとう
さいとう

古澤さんは言葉選びも面白い方で、
特にフォロワーから募集した「お部屋辛口チェック」というハイライトがおもろい

 

 

でも「チェックした人から批判がくる」とのことで最近はやってくれない…

自ら辛口チェック希望して辛口に言われたら批判するってどういうことだ?????

 

+α教育的アプローチ

我が子のセンスを高めるサポートができないだろうか?

さいとう
さいとう

と、思いますよね。

 

「旅が大事」と書きましたが、そんな誰もが頻繁に海外旅行に行ける世の中なら

苦労してないっつーの!!


(井上真央ちゃんは可愛かったけど道明寺好きになれる要素はひとつもない)

 

なので世界の写真集や、画集などを子どもの「生活導線」に置いたり
絵本と絵本の間に散りばめたりするのも良いし、

 

新しい映画だけでなく、海外の古い映画を観るのもいいと思います。

①色彩が素晴らしい子どもにおすすめの洋画

【ヘアスプレー】

渡辺直美ちゃんが舞台で主役を演じた映画!
内容もポジティブだし可愛いしぜひ子どもと観て欲しい。

 

【アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー】

インテリアデザイナー、実業家などさまざまな肩書きを持ち
ファッションアイコンとしてニューヨークのカルチャーシーンに影響を与え続ける
アイリス・アプフェルの成功の秘訣や魅力に迫ったドキュメンタリーです。

あと作中に出てくる数々の名言もポイント。
ニューヨークの良いところ全部出てる。(行ったことない)

 

【ペネロピ】

ペネロピのお部屋が可愛いし、
内容もおとぎ話し風で子どもにもおすすめです。
豚の鼻を持って生まれてきたペネロペが自分を愛することで魔法を解いていく物語。

相手役がただただイケメン。

 

【チャーリーとチョコレート工場】

正直私は意味が分からなくてあまり好きじゃないんですけど(おい)
固定概念をぶっ壊すという観点では素晴らしいと思います。(上から)
チョコレートの池とか夢があるし子どもは好きかなと!

 

【ロシュフォールの恋人たち】

もはや動く絵本。
とにかく画面に移るすべてが可愛い。
ただ小さい子には内容は退屈かもです。

 

私が好きな映画って、色彩は素晴らしくても
結構残酷なシーンが多々あったりするので
子どもにはおすすめできないんですよね……。
【ヴィオレッタ】とか【グランド・ブダペスト・ホテル】とか。

 

でも特別おしゃれというわけでなくても、
洋画ってだけで海外の雰囲気を味わえるので、ガンガン観せていきたい!!

さいとう
さいとう

みんなもおすすめあったら教えて

 

 

 

②「固定概念」を取っ払う

これがめちゃくちゃ大事。

例えばこういうこと、

 

・りんごは赤で塗らなくちゃいけない
・キリンの形はこうでなきゃいけない

誰しもが無意識に思っている正解や
こうでなきゃいけない、が心の中にあると
人と違った表現を生み出すことはなかなか難しい。

なので、そういう意味でも旅は有効ですよね。

「こういうやり方もありなのか」

と、自分や子どもの中にセンスのストックをどんどん貯めていきましょう。

 

③直感を言語化する訓練

 

論文『人間の感覚・感性を計測する』(北島宗雄・宇津木明男 著)によると

「直感(なんとなく)」を「言葉(理由)」で説明できるようにする練習
が有効とのことです。
なんとなくの直感って誰しもありますよね。
たとえば、カフェの入ったときに
「この店の雰囲気落ち着く」
と思うとします。
これは五感から入ってきた情報をキャッチして、
頭で理屈を考える前に、体が先に反応している状態です。
ちなみに私は大阪のリッツカールトンの雰囲気が大好きなんです。
初めて入ったときの感動たるや!!
田舎者だからさ、こんな素敵なホテル地元にないわけよ←
一時期、友達と早起きしてリッツでモーニングを食べにいくというのにハマってました。かわいい奴ら。
さいとう
さいとう

泊まると高いからね

そしてなんとなくの直感を、今度は言葉にしてみる。
自分が感じた「いいな」に対して、頭の中にある「論理」を当てはめて説明することです。

落ち着く理由は、木の香りがするから(嗅覚)と、

照明が少し暗めだから(視覚)だね

などと、せっかく感じた「いいな」をスルーしない作業。

これを親子の会話にも織り交ぜたら、
旅行でもなんでも高濃度の時間になると思いませんか?思いますね??(圧)

なぜこの訓練が必要なのか?

先程の「訓練」は、ずばり

「感情に流されるだけの人間」

から、

「自分の好き嫌いをコントロールできる人間」

になることも目的とされています。

 

「流行っているから」「みんなが持っているから」

で、企業やメディアのブランディングに流されて
1年後にはクローゼットの奥で埃を被っているようなものを買うのか、

流行り廃りに流されず、

「本当にこのデザインが好き」
「この商品は、私のライフスタイルにこれだけプラスの影響を与えるから価値がある」

 

と、自分のセンスや判断基準でモノを選べる大人になるのか……。

 

もちろん、時には流行りに乗るのも楽しいんですが、
選ぶ基準がそればかりだと「みんなと同じ」から脱することはできない。

 

別にラ◯ブが悪いわけじゃないですよ。
(決してラブブ批判ではないです←)

 

まとめ

最近、直接触れられるセンスが消滅しつつあるなぁと思います。

インプット不足を感じるこの頃。

 

というのも、私が10代後半~20代前半の頃、

大阪の堀江という地域には素敵な個人の輸入雑貨屋さんがたくさんあったんですね。

一時期アンティークとか、海外雑貨にハマっていたので
暇を見つけてはせっせと堀江に向かい、
気になる雑貨屋さんを覗きに行ってました。

堀江は家賃が高いので、そういうお店は路面店などではなく、
大体ビルの中とか、入り組んだ路地の向こうとかにひっそりあるんですけど
店内はオーナーさんのセンスや世界観が反映されててめっちゃ癒やしでした。

 

その中のある雑貨屋さんで見つけた詩集。
誰が書いたか分からないんですけど、それがめっちゃ良くて。
買って帰ったのを覚えてます。

でも今はそういうのもネット販売が主になっちゃって。
楽天、Amazon。全部オンラインで完結する上にシーインなどの爆安サイトも登場。
検索したものしかヒットしないし、
「偶然の出会い」みたいなものがなくなってしまったなと。

だんだん淘汰されていってしまって、大手しか残らなくなったのが悲しい……。

 

さいとう
さいとう

個人の雑貨屋さんはもはや絶滅危惧種。
見つけたら即入るべし

 

とりあえず私はこれから服もインテリアも適当に買うのはやめようと思います。

「ダサいものをひとつも置かない」
(もはや名言では?)

を意識して、今回新居のインテリアを選んでいましたが
やっぱり好きなものに囲まれて、視界が好きで満たされると
生活がちゃんとする気がする!!!
あと仕事もはかどる!!不思議!!!

 

さいとう
さいとう

キッチンとかまだまだダサいのでこれから変えていきます

 

~本日のまとめ~

「インプットを楽しもう」

 

 

この記事を書いた人
さいとう

★インスタフォロワー4万人御礼★
数多の育児書や論文から立証された心理学や
研究結果を子育てに役立て、発信していきます。
有料記事の売り上げの一部で児童養護施設へ絵本を贈ります。
【2024年2月予定】
4歳男の子*子育て中!

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