頭が良くてもこれがなきゃ将来苦労する!
社会性を伸ばすには? 解決方法ご用意してます。
こんばんは!
いつもインスタ・ブログ見て下さりありがとうございます!
色々忙しくてブログの更新めっちゃ久しぶりになってしまいました。
今後も定期的に更新していくので見捨てないで下さい
どうも。
昔、井岡選手にお会いした時、無知すぎて
「ボクシング強いんですか?」と聞いた愚か者です。
今回は……
先日、家族+夫の友人たちと、人生初のキャンプに行ってきたんですよね。
朝霧高原という、富士山が一望できるキャンプ場だったんですけど……
これがもう最高で。
あいにくの曇りで、驚くほど綺麗に撮れなかったマウント富士
それでも雄大すぎて、なんか……こう、人生とは。みたいな事を考えた明け方5時。
何より3歳の息子も楽しんでいて、めちゃくちゃ良い経験させられたな
っていう満足感がやばい。
3歳児とキャンプしてみて感じたこと
まぁ3歳なので出来ることに限界はありつつも、
テントの設営や片づけを一緒に手伝ってくれたり……
薪割をしてみたり……
焚き火で、火の有難さと怖さを学べたり……
「お外で寝る」「お外で食べる」
という事も新鮮で楽しかったようすでした。
もちろん、その辺の植物や木の枝を使って自然遊びもバッチリできましたし、
最後はゴミ一つ残さず帰る、というマナーも叩き込めた!
ちなみに我々さいとう家は基本的に全員何もできないので、
夫友人のプロキャンパーのお手伝いしかしてません。(おい)
実際子供と一緒に経験してみて……
キャンプってちゃんとやればめちゃくちゃ知育効果高いのでは?
と思い、
・キャンプが子供に与えるメリット
そして、
・絶対経験させたい!子供を伸ばす田舎留学とは
についてまとめてみました!
キャンプが子供の大脳活動に影響を及ぼす
信州大学教育学部が行った小学校3~4年生96名を対象にした研究では
子どもたちに自然の中での活発な身体活動の機会や
密接な他者とのコミュニケーションの機会を提供するキャンプは、
脳機能、特に前頭連合野の抑制機能の発達に寄与する可能性がある引用:キャンプが子どもの大脳活動と「生きる力」に及ぼす影響
前頭連合野とは?
思考をまとめたり、判断・創造など脳の「最高司令官」とも言われている
超重要な部分です。
この前頭連合野が高いと社会的な問題を起こさないし、社会的に成功するとアメリカでは言われていて、
算数、国語、空間……など、色んな個別の能力が高いことよりも
本当に重要なのはこの前頭連合野が発達しているかどうか。
思った以上に重要で戸惑ってる
この実験では被験者の児童に集団キャンプを体験させ、
キャンプ後、大脳活動計測システム(株式会社エム・イーが開発)などを用いて
キャンプは前頭葉機能の発達を促す可能性がある!!
という結果を出した研究です。
キャンプをすることでおのずと外遊びが増え、
集団の中でコミュニケーションを取りながら非日常な問題を解決していくことが要因となったようです
しかし現状、色々な要因が重なり合って(もちろんコロナもそのひとつ)、
子ども外遊びの割合は減少しているそうです。
公園で遊ばずゲームしてる子達もよく見る
また、こんな効果も。
暴力性の抑制にも効果がある
脳科学者 澤口俊之さんによると
人間の暴力は脳の前頭連合野の部分が大きく関係している
前頭連合野は感情を抑え、
人間関係を円滑に回す為に必須だそうですが、
そこが上手く機能していないことで暴力犯罪を犯したりするそうです。
ちなみに……
前頭連合野の働きが弱い人たちの行動の特徴
・電車や公共の場で足を投げ出して座る
・大声で携帯電話で話す
我、大阪在住。
前頭連合野ぶっ壊れてるヤツ、よくおる
あとよく話題になる迷惑系撮り鉄や煽り運転などは、一回屈強な黒人男性にシバかれたほうがいい。(確信)
ちなみに前頭前野は、4~5歳にかけて発達していき20歳前後で成熟する
そうなので、成熟するまでの年齢の子が落ち着きがなかったりするのは
ある意味当然のことのようです。
そしてこの前頭連合野の働きを促進し、社会性や理性が育つためには
キャンプなどの集団での外遊びや自然活動が重要だそう。
幼児にこそキャンプを勧める理由
幼児30名を対象に行った別の研究では、幼児にキャンプを経験させることで
以下の項目に効果があったそうです。
・積極性(嫌な事は嫌とはっきり言える・自分の考えをしっかり持てる)
・自然理解(虫・花などに興味を持ち、より深く知ろうとする・)
・自然適応(泥の中に飛び込める。汚れを気にしないで遊ぶ・外遊びが好きになる)
これらの能力が有意に向上したとのこと!!
(※比較対象として被験者とは別に30名の統制群を用意しています)
一番良いのは年長期!!
幼児と言っても2歳と5歳って全然違いますよね。
キャンプを始めるのに適した年齢は、幼稚園で言うところの年長さん(5~6歳)
小学校入学前の年齢の子供達だそうです。(参考:幼児キャンプの効果に対する研究)
遅くとも6歳までにが理想。
なぜなのか?
年長期は
「自分の世界は残しつつも家族以外の他者の存在を意識する時期」
「友達付き合いが徐々に深まっていく時期」
であるため、ただただ日常生活を送るよりも
キャンプなどに参加させることで
より社会性を育むチャンス!!
になるんだそう。
しかし本論文の実験によれば、主に二点ほど条件があるようです。
・できれば参加者は知らない子同士であること
基本知ってる人同士(もしくは家族)で、行くくない?
現実的に無理じゃない?
と、思ったあなた。
安心して下さい!!
こんなプログラムがあります。
幼児~中学生まで!田舎留学ご紹介
まずは幼児向け!!
みなさん覚悟はいいですか?めちゃくちゃワクワクしますよ……?
1、幼児向け田舎留学「保育園留学」
日本一過疎な町(らしい)北海道厚沢部町
にて認定こども園と役場、そして株式会社キッチハイクという会社が公式連携して行っている事業です。
その名の通り、0~6歳を対象に、
1~3週間ほど親子一緒にこちらへ短期留学できます。
・土地が広大ゆえに、園庭は公園の芝生や山をそのまま利用
・大自然の中で遊ぶ楽しさを存分に味合わせてあげられたり、
・吹き抜けの遊技場で思いっきり遊べたり、
・自分で収穫した新鮮なお野菜で食育し
・季節ごとにできるアクティビティもあり
都会育児で足りないもの全部ある
とにかくめちゃくちゃ魅力的なプログラム!
公式サイトはこちらです。写真綺麗すぎてビビります。
ちなみに短期留学中の住居は用意してくれます
★追記★
新たに熊本県天草市でも保育園留学事業がスタートしたそうです!
綺麗な海のある街のようで、夏めっちゃ行きたい……!
めちゃくちゃ人気で一次募集はもう予約満席だそう
★更に追記★
新潟県 南魚沼市でも保育園留学されているとのこと!!
いかに教育意識の高いパパママが自然体験を求めているかですよね。
これはもう今後、全国に広がってもおかしくないのでは。
山村留学
キャンプのことをストーリーズに載せた際、
フォロワー様に教えて頂いた、「NPO法人なみあい育遊会」がきっかけで
「山村留学」というものの存在を知りました!
山村留学とは・・・
昭和51年にスタートした、自然豊かな農山漁村に小中学生が一年間単位で移り住み、地元小中学校に通いながら、さまざまな体験を積む活動
夏休みなどの長期休みや連休を利用した、子どもだけで参加する短期留学もあるそうです
都会では学ぶことのできない体験や、
普段出会うことのない新しい友達・スタッフさんとの異年齢交流
ちなみに最初はやはりホームシックになる子もいるそうですが、
特に小学生は適応力が高いらしく、
留学途中で自宅に帰る子はほぼいないそうです。
逆に中学生の子のほうが合わなかったりで途中退場する率が高いのだとか
行かせるなら小学生のうちが良さそうです。
そして日経DUALによると
また来年も参加させたい!!
と複数年の連続参加を希望する家庭も過半数に上るそう!!
過半数ってすごくない?
実際に我が子が山村留学を経験した方のブログをいくつか読んだのですが、
まとめると……
・野菜嫌いが直った
・自分をしっかり持てるようになった
・自立心の向上
・また来年も行きたい!と子どもから言う
親としては心配ですが、可愛い子には旅をさせろと言いますし……
私は山村留学を知って、さすがに一年はちょっと抵抗がありますが、
夏休みなどを利用した短期留学は、小学生の間に一度経験させてみたいなぁと思います!
夏休み中家でダラダラ、ゲームとスマホ漬けになってるよりはるかに良さそう
加盟団体は全国にあり、HPから探せます
加盟団体により、留学方式や特徴も違ってくるので注意!
息子が小学生になるまでに知れて良かったです。
こういう有益な情報を頂いた時、インスタやっててよかったなって
心から思いますね。
これからも良いと思ったものはどんどんシェアしていきます!!
教えて下さったフォロワー様、ありがとうございます!
まとめ
そもそも自然遊びが知育……というか色んな効果が高いので、
おのずとキャンプもそうなってくるよなと。
それが今回論文を読んで裏付けができたことはかなりの収穫でした。
私は以前から自然遊びを推しているので、これからはキャンプも積極的に推していこうと思います。
ただ、グランピングなどのお洒落キャンプとなると
残念ながらその効果は落ちるのかなと感じました。
やはりその効果を最大化するには
「集団活動」「映えより泥臭さ」
があってこそ……かと。
となると、やはりボーイスカウト最強説が出てくるのだが
↑今のところこのブログで一番アクセス数の多い記事です
私のボーイスカウトへの憧れに拍車をかけた結果となりました。
これからも趣味の一環として、ボーイスカウトを広める活動をしていきたい
by. ボーイスカウトをやったことも見たこともない人間より
【参考文献】
・キャンプが子どもの大脳活動と「生きる力」に及ぼす影響 瀧 直 也1 平 野 吉 直2 寺 沢 宏 次2
・幼児キャンプの効果に対する研究―幼児用自然体験効果測定尺度の作成とその試用
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