最近流行りのリビング学習って本当に効果あるのか。
ポイントは意外な〇〇にあった!!
突然ですが皆様、豪邸住まいですか?
ここで言う豪邸とは子供部屋を用意できるかどうかです。
うちは激狭賃貸なので子供部屋無いです。(言わせんなバカヤロウ)
子ども部屋はあったほうがいいのか?
子どもにとって学習しやすい家の特徴とかってあるんだろうか?
そんな疑問を抱きつつ、
今回は、育児書と論文から
・流行りのリビング学習って本当に効果ある?
・リビング学習を成功させる秘訣は〇〇にあった
・芦田愛菜さんも使っていたアレの効果
・子供の「学び」におすすめの本3選
今回参考にした育児本
※こちらのブログ記事は出版社の方に掲載の許可頂いています。
こちらです!じゃん。
めちゃくちゃ惹かれるタイトル
とても読みやすくて、かつ私の中にある子育てに対する考え方と共通点がたくさんあったので
頭に
スッ……
と、入ってきました。
どんな人が書いたのか?
著者は花まる学習会という学習塾の代表と、同塾の関西ブロック長のお二人!
コースは年中さんコースから、小学5・6年生のコースまで、
学年ごとに分けられている、低年齢向けの学習塾です。
本の内容も、「学習」そのものというより
「教育」や「育児」に近かったです
先取学習は推奨しておらず(したとしても漢字程度)
単純に子どもの学力だけを上げるのではなく、
しかもこの塾……
非認知能力や感性を育てる事も重視しているようで
なんと野外学習までしてくれる!!
「おうちモンテ」「非認知能力」「創造力」
基本的に知育ママはこの3つの言葉に目がない(偏見)
更になんとなんと!!
無人島作ってる!!
※イメージ
やばいやんこれ絶対やばいやつやん参加したい行かせたい絶対楽しいやばいやんもうこんなん反則やん(興奮のあまり語彙力死亡)
ここに野外活動としてサバイバル体験に行くイベントがあるようです。
こんな塾他にある??いやこれむしろ塾なんか?最高過ぎんか?
教室は全国にあるようですので、気になる方は是非調べてみて下さい。
公式サイトのリンク貼っときます。
知育ママの家に絶対あるアレ
本書では、家庭にホワイトボード(黒板でも可)を
置く事を推奨しています。
っと~……ホワイトボードってぇ~……
我が家で完全に亡き存在にされているコレ↓の事ですか?
え? 「それチャイルドシートやん」て?
ここにちゃんとあるでしょうが!!(田中邦衛風に)
※チャイルドシートは気にしないで下さい
どう使えばいいか分からず、いつの間にかこんなところに押しやられてた
こちらは子供自身がスケジュールを管理するのに使うのが効果的だそうです。
ホワイトボードにその日のやる事、
終わらせること、予定などを書き
タスクを可視化することで今何をやるべきなのかが分かる
宿題なのか、お風呂に入る事なのか、明日の準備か……
ひとつひとつ確実に終わらせられ、自分で自分の予定を管理するという
自立への第一歩のきっかけにもなるんです。
ちなみにあの芦田愛菜さんも、子供の頃家に黒板があり、
お母さんが黒板を使って学校で間違えた問題などを教えてくれていたそう!
子供部屋は必要か?
※あくまで今回のブログ記事内では、学習環境に焦点を当てて考えています。
皆さんは子ども部屋ありましたか?
私は一人部屋ありましたが、当時家の中でポルターガイスト現象が盛んに行われていたので
全然集中できませんでした。(急になに)
まじでラップ音と、飾ってるぬいぐるみの落下回数やばくてめっちゃイライラした。
以前読んだこちらによると
教育ママ界のレジェンド、佐藤ママはリビング学習派。
なんとリビングに子ども四人の勉強机を並べていたようです!
部屋の広さでもう完敗。
またまた以前読んだこちらの本では……
男の子はリビングで勉強させることを推奨しています。
但し、女の子に関しては一人部屋が必要な場合もあるとの事。
詳しくはこちらの著書で!
この冨永雄輔さんの「男の子・女の子シリーズ」は
かなり読む価値ありの一冊なので就学前までには絶対読んでおいたほうが良いです。
本書「あと伸びする子はこんな家で育つ(大和書房)」でもリビング学習を推していました!
が、絶対にリビング!!
というわけではなく、反対に子供部屋必須!!というわけでもなく……
そもそも家にスペースが取れるのかにもよりますし、
出来る範囲でとの事でした。(ちょっと安心)
また、子供が個室を欲した場合はその気持ちを汲んであげる事も大事ですが
必ずしも扉がある「部屋」である必要はないんですね。
扉がある部屋でなくてもゆるやかに区切る事で場をつくってあげるということも大切です。
厳密に言えば「個室そのものが欲しい」というよりも、
「自分の空間が欲しい」という子が大多数だと思います。引用:あと伸びする子はこんな家で育つ(大和書房)著者高濱正伸・相澤樹
本書にもあったように、我が家のようにスペースがない家は、
パーテーションやカーテンで区切るなど工夫するだけでプライベートスペースを確保できるんじゃないでしょうか。
ただ個人的な懸念ですが、
扉がないからと言って不用意に覗いたり、
ズカズカ入って来ることはやめてあげて下さい。
無自覚でこういう事する親が思春期の子供にとったら一番厄介なのよ。(経験済み)
そもそもリビング学習は本当に効果があるのか
ここでとても興味深い論文を発見したのでご紹介します。
リビング学習の適正な環境に関する研究−照明による環境設定の試み−
リビング学習は集中力を高めるのか?
逆に集中できないんじゃないか?
そんな疑問をお持ちの方もいるんじゃないでしょうか。
そもそも集中力となにか
集中力に関係する脳波には
があります(細かく言うと他にもありますが割愛します)
b波は複雑な計算をしていたりストレスを感じていたりイライラしている時に出やすい
という事で、いかにa波の状態で学習できるかがポイントです
これを考えると、
幼い子供にとっては親が傍にいることでリラックスできるので、
常に親の気配を感じられるリビング学習は効果があるますね。
リビングの照明によって集中力が高まる
リビング学習にもデメリットはあります。
学習に関係ないものが視界に入りやすいとか、
お父さんが大音量で阪神戦観てるとか。(親父自重しろ)
しかしその中でも照明は学習環境を最も左右するそうです(同論文)
リビングにはリビングに適した照明があるように、
学習にも学習に適した照明があるんですよね。
そしてその二つは違うものなんです。
ではどんな照明にしたら良いのか?
リビング照明に向いています。
学校の教室とかもそうですよね。
じゃあ集中力アップの為にはリビングを寒色系にすべき?
というわけでもありません。
これでリビングの家族団らんの際のリラックス状態を邪魔することもなく……
かつ、照明が切り替わっていることで集中力が高まるそう。
おすすめデスクライト
ついでにデスクライトについて色々と調べてみました
↓コードレスなのでどこにでも持ち運びできるのめっちゃありがたい。
限られた学習スペースに欠かせないコンパクトさ。しかも安い!
↓兄弟がいて、並んで勉強するならこっちが良さげです。
リビング学習の調査では……
論文によると、2010年に産経新聞が行った、有名私立中学の合格者が
自分の部屋かリビングどちらで勉強していたのか
の調査では、
自分の部屋よりも、リビング学習をしていた子の方が多かった
そうです。
更に「エデュママ ママが調べた教育・受験情報」サイトの調査でも
(https://www.inter-edu.com/article/enquete/enquete-160513/)
中学受験の際の勉強場所は
・リビング学習派が86%
・自分の部屋派がたった12%
中学受験の際、低・中・高学年ともその比率は変わらなかったというから驚き。
絶対みんな佐藤ママの本読んだやん
しかし
じゃあリビングで学習させれば勝手に成績上がるんだ~
という甘い話ではもちろんなく……
親が丸付けを手伝ったり、
分からないところを教えてあげたり……
親の手と目がすぐ届く
ということが重要なので、
リビングにいるからと言って親がサポートをせず、放置してしまうと効果は激減します。
なので、
場所を変えるだけで学力が上がる!!
と思っていたら大間違いです。
そんなスピリチュアルみたいな話は風水占い師にでも任せとけばええんや
こんな効果もあった、リビング学習の「雑音」
またまた、
他の家族の出す適度な生活音はa波を高め、集中力を高める効果があるそうです!
私もこのブログ書きながら、試しにこれ聴いてみたら確かに捗った(そんな気がする)
次引っ越す家は部屋数よりリビングの広さを重視するわ
覚えたいものはお風呂とトイレに
恐らくインスタに生息する知育ママ方はやっている方多いと思うんですが、
日本地図や英単語など、早くから覚えておけば後が楽なものは、
トイレが目に留まりやすってめっちゃ分かるわ。
私も気を引き締める為に、トイレの壁にその年の正月に引いたおみくじ毎年貼ってる。(何か違う)
おみくじの内容とネクストコナンズヒントは1週間経ったら絶対忘れてる
子どもの疑問を解決するおすすめの本
本書(あと伸びする子はこんな家で育つ)によると、あと伸びする子の特徴として、
子どもが何か疑問を持った時に自分で調べて(あるいは親子で)
答えを見つけられるかどうかって、その後の学習においてもめちゃくちゃ大事だそう。
そこで本書では以下の本をおすすめしています。
●難しい言葉●ことわざ●慣用句●四字熟語●故事成語 [ 高濱正伸 ]
こういう系の本は数冊持っておくとWikipedia代わりになる。
まとめ
学習塾の方が書かれた本なので結構お堅くて厳しいイメージがありましたが、
全然そんなことなく、
幼児期は外遊びや、何かに熱中した経験こそが大事だと
書かれていて、本当にその通りだなと。
他の子と我が子を比べるなんてナンセンスなので
良い意味でも悪い意味でも、絶対比べないこと
あと伸びする子の家とは、ただたんに家の構造や環境だけでなく
子供の心理的な面や、それに対する親の言動も含んでいて
しつこく言いますが、「学習」というよりも「教育・育児」に近いと感じました!
こういった学習系の本は、就学前までに一冊持っておきたいアイテム!
他にもこんな事が書かれていました↓
・子供の集中力・倫理的思考力を高める〇〇ゲーム
・人の話が聞ける子になる為に親が気を付ける事
個人的に特に特に参考になる!と思って気になったのが上記の内容でした。
それにしても、照明ひとつにも集中力アップの秘訣があるなんて知りませんでした。
良い論文や著書に出会えた時は、ほんと興奮して目バキバキになるまで読み返しちゃいます。
それではみなさん……
花まる学習会でお会いしましょう。(すっかり入会希望)
【参考文敬意】
・リビング学習の適正な環境に関する研究
−照明による環境設定の試み− 茂木 みほか 指導教員 長 幾朗 教授
・あと伸びする子はこんな家で育つ 高濱正伸・相澤樹(大和書房)
・エデュママ ママが調べた教育・受験情報
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