これだけは知っておいて!正しい矯正歯科の選び方と家庭でできる対策
子供の時には気にしてなかったけど、大人になってから大事だなと思う事ありますよね。
私の場合は歯並びです。
自分の歯並びが悪かったので、大人になってから悩んだ末にマウスピース矯正をした。
矯正自体はしてよかったけど、(若干戻ったが)
30万円強のお金を払いながら、当時の私はだいぶうんざりしていた。
「歯並びさえ綺麗なら、このお金は他の事に使えたのに・・・」
悔しい!!
そして妊娠した時にも思ったのだ。
さいとう
お腹の子が男でも女でも、歯並びだけは綺麗にしてあげよう
私には現在2歳半の息子がいるのだが、この年齢にして既に
彼の歯並びもかなり怪しい(悲しみしかない)
正確には1歳の頃から口呼吸が治らず、前歯が若干出ている。
これはそう、幼少期の私と全く同じパターンなのだ。
しっかり遺伝しとるやないか
ブルーライトで目がバキバキになるくらい小児歯科矯正について日々調べまくっている私が
実際に歯列矯正の先生から教わった知識をもとに
【我が子の歯並びを良くする為】の情報をシェアしていきたいと思います。
この記事で分かる事
・そもそも歯並びは遺伝するのか?
・現在の日本人はなぜ歯並びが悪い人が多いのか
・小児矯正歯科医の良い選び方は?
・矯正を始めるのに良い年齢は?
・家庭でできる唯一の対策
遺伝により変えられないものを知っておく
歯並びは遺伝と生活習慣で決まるそう。
では遺伝により変えられないのは一体どういう部分なのか?
上下の顎の大きさ・歯の大きさ・歯の形、この三つは親からの遺伝がほとんどです
そういえば私が矯正した時も、「顎が狭いから矯正で広げる」って先生に言われたな
逆に変えられるのは「歯の並び方」だそう。
しかし親と同じような歯の形・顎の大きさで生まれた子に関して、
基本的に子供は親の生活習慣が移るので
必然的に親が出っ歯だったりガタガタの歯の並びをしていると同じようになりやすいと言う。
小さい顎の中に大きい歯が生えてくることで、前歯が前に押し出されたり、ガタガタになるパターンが多いよ
顎が小さくて歯が大きい私無事死亡。
そもそも日本人はなぜ歯並びが悪い?
その理由はなんと「日本人」という人種のルーツについて大昔までさかのぼる。
※興味ない人はここ飛ばして大丈夫!
日本人の遺伝子は「縄文人」「渡来弥生人」
縄文人…堀が深くて目鼻立ちがはっきりしている・歯が小さい
渡来弥生人…薄くて平坦な顔つき・歯が大きい
縄文人は歯が小さく、弥生人は歯が大きい。
そして現代の日本人のほとんどは
縄文人と渡来弥生人のミックスらしいのだ。
しかしその比率が縄文人が2~3割に対し、渡来弥生人は7~8割を占めているという。
ほぼ弥生人じゃん。
渡来系弥生人は稲作技術を持っていた事もあり、徐々に縄文人よりも人口が多くなっていったみたいだね
そして江戸時代以降、徐々に硬いものを食べなくなっていった日本人。
咀嚼機能が弱くなっていくにつれて顎もシュッと縦長(狭く)になってくる。
切歯(前歯)を支える歯槽骨が薄くなり、傾きが強くなって出っ歯(反っ歯)の傾向が多くなった。
渡来弥生人は世界中の人々の中でも歯が大きいので
歯槽骨の発達が充分でないと全ての歯が並びきれなくなり、甚だしい場合は乱杭歯になる。
良い矯正歯科医の見分け方
さて、と。本題に移るか
日本に歯科医はコンビニより多いという。
もちろん小児歯科も、矯正を行っている歯科も多い。
だが特に子供の歯列矯正の場合、矯正に関してはただの小児歯科では不十分なのだ。
高いお金を払って、長い時間をかけるからこそ、適当では済まされない。
もし将来的に子供の歯列矯正を考えている人は歯科医院を選ぶ際は
ぜひ以下の項目を参考にしてほしい。
~良い小児矯正歯科の条件~
・頭部全体のX線写真(セファログラム)があるか
・常勤の矯正歯科医師がいるか
・精密検査を実施し、分析診断した上で治療しているか
・長い期間を要する治療中の転院、その際の治療費清算まで詳しく説明しているか
・専門知識のある歯科衛生士、専門スタッフ(日本矯正歯科学会の認定医)がいるかどうか
はい、ここスクショ!!!
ちなみに日本矯正歯科学会の認定医はここから探せます。
https://www.jos.gr.jp/roster
矯正を始める年齢・時期は?
じゃあ一体いつから治療を開始するべきなのか?
その時期は、歯の状態によって二通りに分かれるという。
①初めての永久歯、六歳臼歯が生え、上下の前歯八本が永久歯になる7〜8歳ごろ
②全ての永久歯が生え揃う12〜13歳ごろ
【六歳臼歯】について・・・
小学校に入る(5~6歳)になると20本の乳歯列のうしろに、永久歯の中で一番大きく、噛む力の最も強い第一大臼歯(6歳ごろに生えてくるので、6歳臼歯ともいう)が生えてきます。
①(7~8歳)の治療が望ましいのは骨格に問題がある場合。
上の前歯が下の前歯の内側に入る受け口や、顎の中心がズレているケース。
舌で前歯を押すなどの舌癖がある場合も早期の治療、観察が必要になる。
歯並びが凸凹してる、前歯が出ているなどの問題は②(12~13歳)まで待つ事が多い
つまり人によるって事なので、気になる方は一度直接歯科医師に診てもらうことをおすすめします!
ちなみに私の見立てによると、息子は①な気がする。
(口呼吸・舌で歯を押す癖・骨格(顎)が小さそう)
我が子の歯並びをよくする「家庭でできること」
可愛い可愛い我が子に「綺麗な歯並び」というプレゼントをする為
日夜情報収集に走っている親御さんも少なくないだろうと思う。
私もそんな親の一人で、
「歯並びに良い」と言われている事は全部試してきた。
抱っこの仕方、離乳食の上げ方に気を付ける、
食事の時の足の位置が大事だと聞けば速攻ネットで椅子をポチ!
ストロー飲みがよくないと聞けば西松屋で「歯科医が勧める!」と謳い文句のコップを買いに走り・・・
特に口呼吸に関しては私が子供の頃そうだった事もあり、注意深く観察していたのに。
私の遺伝子がしぶといのか、努力が足りなかったのか
息子は口呼吸を受け継ぎ、前歯も徐々に押し出されているように見える。
そもそも乳児の時点から口の中が狭いように思っていた。
上の前歯が生え始めた時から、前歯の歯茎の位置がすでに他の歯より若干前気味だったのだ。(どんだけ観察してんねん)
そして下の歯も一本だけ若干ズレているところを見ると、やはり歯の映えるスペース自体が狭いのだ。
ちなみに口呼吸に関してもただ「口を閉じて」と注意すれば治るものではないらしいのだ。
口の構造上や歯の生え方で、口を閉じるのが難しい場合がほとんどである。
できる対策はただ一つ!!
顎のスペースを広げる
これしかねぇ。
顎のスペースを広げるには硬いものを食べて歯の生えるスペースを広げてあげるしか道はない。
逆に言うとそれさえできれば矯正する必要もなくなるかもしれないのだ。
ちなみにいくら硬いものを食べさせても、顔の美的要素が損なわれることはないから安心してどんどん食べさせよう
まとめ
矯正歯科についてはちゃんと専門スタッフが常駐しているところが望ましいというのはもはや常識だが、数は少ない。(歯科医院自体は腐るほどあるのに)
高いお金を払って、長い時間をかけるからこそ、適当では済まされない。
歯が綺麗。
たったそれだけで、顔の下半分の造形の良さはもちろん、
清潔感、上品さ、育ちの良さ、全てが語れるのだ。
別に顔が全てではないが、コンプレックスは無いに越した事はない。
(コンプだらけの人間が言うのだから間違いない)
もし今後矯正歯科に行くことになれば、その時はまたブログにて記録しようと思っています!
我が子の歯並びを案じるすべての養育者の皆様に届け・・・!
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