アンチYouTubeでした。
今では相棒です。
こんちわ!!!
改めましてさいとうです
私達の子ども時代になくて、今の子どもたちに当たり前にあるものといえば……
スマホ、猛暑……
そしてYouTube。
今回はYouTubeとの付き合い方について!
・長い目で見て「依存」しない子にするには
・YouTubeで自制心の訓練をする
・ルール作りで一番大切なのは〇〇
・【幼児のうちにしときたい】 ネットやメディアとの適切な距離感を計る
などを考察、
また個人的に
・5歳息子がハマったYouTubeチャンネル8選
・「まだ見たい」とキレ始めたらやること
・おもちゃやお菓子の開封動画を見せたくない理由
・YouTube見せててよかったこと
などなど、我が家で実践していることも交えてシェアできたらと思います。
最初に注意点ですが、
「YouTubeに依存しない
絶対的な方法」
……なんてものはないです。
子育ては常に試行錯誤! そしてトライ&エラー!
「これをやるだけで~」なんて魔法のような方法はないので
そこんとこよろしく!
今回、記事に書いている方法はあくまで私のやり方なのですが、
単に自己流というわけではなく、
これまで読んだ心理学・脳科学を参考にして実践しています!
私の中でYouTubeは「悪」だった
息子が0歳の時からデジタルなものとの付き合い方には気を遣っていた。
YouTube・スマホはもちろん、流行りのデジタル教材なども避け、
基本的に子育てに関してはアナログが良いと思っていたし、
キャンプ・外遊び・自然体験など、そういったものを重視するよう心掛けていた。
そして基本的な考え方としては今もそう変わっていない。
とはいえYouTubeも全く見せていなかったわけではなく、
ある一定のルールを決め、テレビ視聴の延長で嗜む程度に見せていた。
が、息子が3歳の幼稚園に入園する数か月前、
YouTubeを見せる時間が多くなった時期があった。
上記のようなことを思っていたにも関わらず、私が自宅保育に限界を感じ、
ちょっとYouTube見といて
が多くなってしまっていたのだ。
「ちょっと」が積み重なるとそれはもはや「ちょっと」ではない。
息子は日に日にYouTubeを求めるようになり、
次第に癇癪を起すようになったところで
これはヤバい。
と思い、YouTube断ちをしたところ、
次第に癇癪も収まって
見せろ見せろと大騒ぎすることもなくなっていった。
一つ目は、まだ己を自制できる年齢ではなかったにも関わらず
それを無理にさせようとしたこと。
2つ目は、親の私達も明確なルールを作っていなかったこと。
このルールというのが今回の記事のキーパーソンになってくるので
のちのち詳しく掘り下げます。
あれから息子も5歳になり、
YouTube悪くないな。
使い方によってはむしろアリ。
となった理由と、家庭で決めたルールや付き合い方についてつらつら綴ってゆきます。
【YoTube】何歳から見せるか?問題
これについてはぶっちゃけ家庭による!
なぜならキョウダイの有無についても変わってくる。
2人目以降は上に兄や姉がいることで必然的にデビューは早くなるし、
明確に「何歳からがベスト!」などと
おこがましいことは言えない。
それにYouTubeを見せていない時期でも
Eテレなどのテレビは普通に見せていたし、
YouTubeもテレビ画面で見せている以上、
単純に「何が違うん?」
という話になってくる。
(コンテンツの種類とか動画の時間とか細かい違いはあるが)
逆に、ずっとYouTubeやゲームなどデジタルなものを遠ざけて育てた結果、
高校生になって解禁されたことをきっかけにのめり込み
依存してしまったというケースも聞くので……
おそらく「依存」は何歳からでもする時はする
ということを我々は留意しておかねばならない。
単純に「見せない」という選択をしても、
今の世の中、家庭の外でも学校でも、どこでだって覚えてくる。
なので個人的には「何歳から見せるか」よりも、
・もしくは子どもが自分で自制できるかどうか
この両方が重要になってくるのではないか。
以下、有料記事ではこんな事が分かります。
・心理学的に「禁止」が危険な理由
・3歳までのメディア視聴時間が長いと起こる弊害
・長い目で見て「依存」しない子にする
・YouTubeで自制心の訓練をする
・さいとう家のYouTubeルール
・5歳息子が嘘をついた話
・「まだ見たい」とキレ始めたらやること
・5歳息子がハマったYouTubeチャンネル8選
・YouTubeのメリット
・おもちゃやお菓子の開封動画を見せたくない理由
・【幼児のうちにしときたい】 ネットやメディアとの適切な距離感を計る
・ルール作りで一番大切なのは〇〇
「禁止」が危険な理由
YouTubeに限らず、ゲームなど「禁止」という措置をとることもありますよね。
が、「禁止」ほど執着心を煽るものはないし、
禁止されたから興味を失う……というわけでもなく。
人間の心はそう単純ではないことが分かっています。
心理的リアクタンス
端的に言うと、
これは日常のあらゆる場面で起こることなのですが、
こと恋愛や親子関係においては非常によくある心理状況。
また、同じような「カリギュラ効果」というのもあって、
「絶対に見るな」と言われると余計に見たくなる心理状況です。
つまりダチョウ倶楽部ってことですね
「押すなよ!!絶対押すなよ!!」
私も「元☆子ども」なので経験もあるし分かるのですが、
「禁止」はやがて「秘密」に繋がるし、「嘘をつくこと」を余儀なくされるので
できれば取りたくない手段です。
では私達親にできることは何なのか?
【YouTube】幼児の場合
逆にこれ以外にできることないのではないでしょうか!?
ただ0~3歳だと、
「YouTubeの存在を教えない」
というのも可能な年齢なので、
「ハナから見せない」
という選択を取るもの全然ありだと思う。
知らなければ禁止する必要もないので。
なので今回この記事では
「見せるなら」
もしくは
「もう既に見せてる」という前提で話を進めます。
幼児の視聴時間の最適解は?
では、一体1日どれくらいなら子どもにYouTubeを見せていいのか?
これも家庭によって決めたら良いと思うんですが
それだと曖昧すぎてアレなので、
一応日本小児科医会の発表した基準によると
幼児の場合、
に触れる総時間は1日2時間まで、ゲームは1日30分までとする
視聴時間が長くなるとなぜいけないのか
0~3歳の子どものメディア視聴時間と発達の相互性を研究したところ、
「見せない」もしくは「見せても短時間で切り上げる」が良さそうです。
著者:Midori Yamamoto, Hidetoshi Mezawa, Kenichi Sakurai, Chisato Mori乳幼児期の子どものテレビ・DVDの視聴時間と発達の関連が明らかに~1歳の視聴時間も発達に影響する~ | 国立成育医療研究センター (ncchd.go.jp)
コンテンツの制限
YouTubeには本当に多種多様なコンテンツがあって、
中には正直
「子どもに見せたくないな~」
というチャンネルもある。
あと唐突に始まるルッキズム丸出しの広告など。
やたら早口のやつね
なので、キッズチャンネルなどを駆使し、コンテンツを制限するのもありだと思います。
ちなみに我が家はキッズチャンネル登録していません。
理由は、息子はアニメなどに興味がないので、登録してもおそらく見ない……(泣)
そしてフォロワーさんから教えてもらったのですが、
YouTubeキッズには
というオプションもあるそうです!
これなら見せたくない余計な動画が流れてこなくていいですよね。
具体的なやり方を詳しく書いている方のブログを見つけたので
シェアします。
これめっちゃいい機能なので普通のYouTubeでもやってほしい……。
長い目で見て「依存」を防ぐ
我々親が最も危惧することといえば
「依存」ですよね。
大人でさえスマホ依存・SNS依存の人たくさんいるのだから、
大人よりも依存しやすい子どもならなおのこと心配。
これに対して「禁止」が効果がないどころかむしろ執着心を煽ってしまうと書いたのですが、
私個人的にはこれしかないと思っています。
・自制する力をつける
これってメディア問題に限った話ではなく、
グリット(やりぬく力)を身につけることにも繋がる
超重要な能力なんですよね。
子どものうちから自制心は育っていくので
「大人になってから身につけよう」では遅い傾向にあります。
特にYouTubeやゲームなどの依存性が高くつくられているものは
自制心がないとあっという間にのめり込む。
結局色んな制限をかけたとて、
最終的に試されるのは己を律する力!
自制心はどう育てる?
皮肉なことに、自制心の訓練にYouTubeは向いているんじゃないかと思うわけです。
自制心を育むのに大切なのは
「子どもの年齢」と「ルール」
赤ちゃんはもちろん、2~3歳の子に自制心をつけさせようと思っても、
現実問題、脳の発達段階的に適切ではありません。
なので早くても4歳~がベストかと!
逆に自制心を阻むものは
「厳格さ」「命令」「罰」
反対に
「甘やかし」「親がルールを曖昧にする」「放任」
なども自制心をつぶしてしまうのでご注意!
厳しすぎてもゆるすぎてもダメということですね
ルールを守らせることが自制心を育む
YouTubeを見せる前に子どもと話し合ってルールを決め、
それをきちんと守らせることが必要!
ルールの内容よりも「守る」これが大切なんですね~~!
自制心は適度なルールの中で育まれるので、
これをYouTube視聴に利用しない手はない!
子どもが小さいと「話し合う」ということが難しいので
そういう意味でも4歳以降が良いかなと!
今まで好き放題見せてきたのに、今更ルール作っても……?
と思ってる方いますか!?
これまでルールを設けず、なんとなくダラダラ視聴をしてしまっていても大丈夫!
私もそうでした。
今からでも全然遅くない!
気付いた時に、無理のない範囲で一緒に決めていけばOK!
我が家のルール
さいとう家・5歳息子とのルール
・1日のトータル視聴時間は最大2時間
・動画の途中で別の動画に切り替えない。必ず最後まで見てから次の動画を見る
・朝起きてすぐと食事中は見ない
・外出先では見せない(家のテレビのみ)
・ショート動画は見せない
・倍速では見せない
・つけっぱなし、ながら見はしない
YouTubeのシステム上、仕方ないのですが……
【ルール】視聴時間を守らせる
我が家がまず決めたのは、
時っ感タイマー
これ本当に良くて!!
何分見る?
と必ず本人に確認し、(勝手には決めない)
30分
とこれで息子自らセットしてから観るというのが習慣化されてます。
息子くん、YouTubeは30分って決めてるねん
らしいです。笑
幼児でも扱えて本当に便利!
これ無しのYouTube視聴はもはや考えられない。
嘘をつく4歳児
が、決してこれだけで
順調なYouTubeライフ!はい解決!
……とはいかない。
子どもはもっと複雑で、かつ姑息である。
この時っ感タイマー絡みで、4歳の時とある出来事がありました。
いつものように、息子の意思で30分タイマーをかけ、テレビで
YouTubeを見ていました。
その間私は洗い物をするためにキッチンにいて、
途中でタイマーの音が聞こえた。
少し待ってみたけどテレビを消す気配がなかったので
息子く~ん、タイマーどう?
……
……聞こえないふりしてやがる。
お~い。タイマーどう? 鳴った?
……まだ~
嘘ついた!!
洗い物をしながら私は一人、興奮。
5歳を目前にして、息子が親に嘘をついた~~~!
ここでショックを受ける人もいるかもしれませんが
嘘は高度な認知機能。
嘘をつかない人間はいない。
これは成長過程に必要なことなので特に心配する必要なし。
とはいえ嘘をつかれると色々と不都合なことが多い。
我が子の何が本当なのか、見極めるのが難しくなってしまう。
嘘は悪いことではないとはいえ、その存在はかなり不便ではある。
子どもの嘘についてはまた後日、他の記事にてまとめます。
しばしお待ちを!
とりあえず、この際私がした対応としては、
・嘘をスルーしないこと。
・「バレてるぞ」ということを分からせること。
・決して怒らない。
え~? アラーム鳴ってない? ママ聞こえたよ
……
何で嘘ついたん?(あくまで穏やかに)
分からん……
もっと見たかったから、アラーム鳴ってないフリしちゃった?
うん……
そっか~。じゃあそういう時は一回ママに相談して。
勝手にアラーム伸ばしたり、鳴ってないふりしたり嘘つくのはやめて。
嘘はあかんよ。嘘は悲しい。
とりあえず何でも相談して。
と、決して怒らず、淡々と説明して以来、息子はアラームが鳴ったら
「相談」しにくるようになった。
「じゃあ10分だけやったら延長してもいいよ」
と言う時もあれば
「今日はもういっぱい見たからあかんで」
と言う時もあるけど、とりあえず相談してくれるようになった。
大体はこのパターン。↓
今見ている動画が終わったら消してね
大体息子が見る動画ってトータル10~20分くらいなので、
残り時間5~10分程度でアラーム鳴っちゃうことが多いんですよね。体感ですけど。
そうすると、本人も「最後まで見たかった!」という気持ちが先行し、
そのまま強制終了すると納得いかないままストレスを溜め
余計にYouTubeに固執してしまうと気付いたので
このスタイルに落ち着きました。
この「相談」制度を導入してから息子自身も納得してYouTubeを終えるので
「もっと見たい!!」と癇癪を起こすこともなく
動画が終わったら自分でいそいそと消しています。
なのでそれくらいの誤差はいいかなと。
「この親は言ってもどうせ聞いてくれない」
「どうせ怒る」
と思わせてしまうと「じゃあ嘘つこ」となってしまうと思うので
(実際私が子供の頃そうだった)
ルールは大事だけど、ルールだからと言って厳しくしすぎたり
強制的に消すことはしたくないなと。
あくまで私の目的は息子が
「自分で自分を律することができるようになる」なので
リモコンの電源ボタンも己の手で押さないと意味がないと思うわけです。
依存性の高いYouTubeだからこそ訓練になるんじゃないかと
個人的には思います。
でも安心して下さい。
さも「うちの息子できてますよ」風に書いてますけど
まだまだ全然ワガママ言う時腐るほどありますKARA!!!
ここまで色々試行錯誤して気を付けていても
もっと見たい!!!
と駄々こねる時もあるのでそりゃ……。
その度にもう何度も何度も説明した
「なぜYouTubeを長く見てはいけないのか」
を再び説明します。(ふりだしに戻るを繰り返す)
もはや子育てってこれの連続じゃね?( ^)o(^ )
ストレスで吐血もんですわ、マジで
インスタとかSNS見てると、
「うちの子これで〇〇ができるようになりました!」
「この声掛けすれば大丈夫!」
みたいな情報も多いけど……
そんな綺麗な子育てありませんKARA!!!
※有料スペースなので本音ぶちまけっ!!
できたと思った翌日には
「昨日とは別人か?」てくらい同じ手法が通用せん時だってある。
子どもは気まぐれなので、
「この前と言ってること違うやないかおめぇ」
と思う事も腐るほどある。
なので安心してトライ&エラーしましょう。
諦めないで!! 野球はツーアウトから! 子育てだって同じ!
迷ったり失敗したり上手くいかんくてもまだまだ巻き返せる!
「まだ見たい」となったとき
先ほどの続きですが
自制がきかないのが子どもだし、コンディションによっては
全然言うこと聞かん……
って絶望するくらい駄々こねる日がある。
というかもう癇癪。
ただのテレビではならないんですよ、なのにYouTubeでは
癇癪を起こす。
それを目の当たりにしたときほんとにゾッとしました。
そういう時こそ親は冷静にならないとなと思うわけです。
頭ごなしに怒鳴っても、
「なぜ見てはいけないのか」
が分からないと、
「ママが無理矢理消した!!」
としか思わないのでまたやるんですよね。(経験者)
アグネス・チャンさんの子育てで、
とにかく話し合う
というのがあるんですが、
怒る代わりに、
お互いが納得いくまでとにかく話し合う
それをスローガンに掲げ、参考にしています。
なのでこの「とことん話し合う」って
怒り・怒られるよりも
お互いはるかにしんどい修羅の道なんですけど
まだ見たい!!
YouTubeって、普通のテレビと違ってひとつ見終わったらまた違う動画が勝手に流れたりするやん?
だからまた次また次って見たくなって、終わりがないからず~~~~っと見ちゃうんよ。
なんでずっと見たらあかんの?
目も悪くなるし、「依存」って言ってYouTubeのことばっか考えてもうて
他のことに対してやる気がなくなっちゃったりするねん。
こんな感じで、私も脳内フル回転させ、日々いっぱいいっぱいになりながら息子と対峙しています。
依存を防ぐには「自覚させる」
夏休みに私の実家に帰省中、
2日目にして息子の口から
「YouTubeが見たい」
と……。
oh・・・
ちょうどこの時、レゴのストップフィルム動画にハマっているタイミングでした。
本当は実家でもテレビでYouTubeは見れるけど、
これを機に2週間YouTube断ちをしようと思い、
「ばあばんちはYouTube見れないよ」
と伝えると……
じゃあいつ大阪帰れるん? 大阪帰りたい
マジでなんなんYouTubeって(怒)
ショックでしたね。
息子があんなに毎日楽しみにしてた実家帰省も
YouTubeごときに負けるのかと。
元をたどればYouTube、見せた私が悪いんですよ。ええ。
それは分かってるんですが、
もうそれは責めても仕方ないやんか。(開き直り)
ここからどうするかが問題やんか。
この時は私も本気でショックだったので、それをそのまま伝えました。
とても悲しい
・それならもうどこにも行かず、ずっとお家でYouTubeだけ見てたらいい
同時にこれも伝えました。
あなたは今YouTubeが見たいがために、他の楽しいことが考えられなくなってる。
その状態は非常に良くない。
多少大袈裟に伝えましたが、
依存はまず自覚させることが大切。
依存してる人は自分が依存してるなんて思ってないですから。
喫煙者もギャンブラーも「自分はいつでも辞められる」と思ってるんですよ。
うちの父親なんか肺がんになって入院してたのに
病室抜け出して煙草吸ってたから。(やばすぎ)
私がそう言うと、息子はバツが悪そうな様子で、
また大阪帰って見ればいっか!
と。
もうそれ以上YouTubeのことは言いませんでした。
今回は、この程度の「ママのお気持ち表明」で黙らせることに成功したので
「依存」まではいってないのかもしれません。
YouTubeに限らず、何かをふと思い出してそれが見たくなることって普通にあるし……。
ただYouTubeの場合、先手先手で食い止めておかないと
ズルズル沼っていってしまう気がする……。
などは私個人としては立派な依存状態になっているんじゃないかなぁと。
(息子も片足突っ込んでました)
親もその現実から目を逸らさず、時には導き、
必要であれば軌道修正することも大事かと思います。
5歳息子が見ているチャンネル
ストーリーで多かったこちらの質問!
「なんのYouTube見せてますか?」
これに関しては子どもによって興味のあるなしが違うので、
あまり参考にならないかもしれません。
特に息子は趣味が特殊なのでやはり参考にしづらいと思うのですが
よく見ているチャンネルご紹介します!
5歳息子が好きなYouTubeチャンネル8選
Woodworking Art
これは私もマジでずっと見ちゃう。
ただの木材の塊から色んなものを作るんだけど、(主に車)
天才すぎて親の顔が見てみたい。
ジャパン交通局
トミカやミニチュアを使って事故や道路上のトラブルをリアルに再現したもの。
台詞はないんだけど、動きや展開が凝ってて面白い。
ココメロン【英語バージョン】
言わずと知れた超人気英語の歌アニメ
キャッチ―な音楽とアニメで世界YouTubeランキング2位で登録者数は1.5億人。
赤ちゃんの頃から少しずつ聞き流ししてて、でも2歳くらいで拒否り出したので
ずっと見せていなかった。
最近再熱してよく見てる。
LEGO STOP FILM
LEGOを使ったセリフのない静止動画アニメ。
非常によく作り込まれていて、LEGOやりたくなる。
これを見てから息子もLEGOにますますハマった様子。
但し動画によっては暴力的な展開もあるので、選ぶ必要あり。
その他(今はそこまでだけど一時期ハマってたもの)
FNNプライムオンライン
特にこの中の「調べてみたら」というコーナーが息子のお気に入り。
税関・万引きGメン・交通トラブル……などなど深堀した番組。
なんか面白いらしい。
のりものタウン
最近は見てないけど一時期ハマってた。
地上波並みのクオリティなのでのりもの好きの子は全員好きなやつ。
ヒゲパパのマジ歌
その名の通りマジ歌。
歌が異様に上手いパパ。
乗り物関係のうたが多く、映像も出るので息子お気に入り。
不思議とずっと耳に残る声とアクセント。
個人的には歌の映像より常に前に、自分の歌っている姿をかぶせてきてるのがじわる。好き。
フクロウ教授
危険生物や謎の生物、謎の現象などについて紹介している。
映像クオリティはそこまでだけど、扱うテーマが刺激的。
ただホラー系もあるので動画を選ぶ必要がある。
YouTubeのメリット
色々悪いことも書きましたが、
物事には悪い面もあればいい面もあるのが世の常!
ここからは私が感じたメリットをシェアしていきます。
YouTubeから実体験に繋げる
YouTubeで土砂崩れ実験の映像を見て、
実際やってみよう、ということになり公園へ。
いつもはしない新鮮な遊び方で、なかなかに面白かった!
砂山を作り、周りにトミカを配置。
ペットボトルでドバドバ水を流していく!!
水の流れ方や、車が転がっていく様子を熱心に見て、
様々なパターンを試していました。
こうして実体験に繋げていくことができるので
YouTubeも使いようによっては興味のきっかけを作り、
とても学びになるな、と。
創作意欲を刺激する
また、息子の場合【Woodworking Art】を見たときには
必ず絵に描いている。
恐らく動画がクリエイティブの塊すぎて自分も描かずにはいられないんだと予想。
創作欲が刺激されるようで、
息子のアート活動の一端を担っている。と言っても過言ではない。
動画の中のただの木の塊からあらゆる部品を作り、組み立てていく様子に感化され
車体パーツごとの絵も描くようになった。
今までこういう描き方はしなかったので
絶対Woodworking Artの影響。
すぐに情報が手に入る
たとえば折り紙や、工作など。
Googleでももちろん作り方は手に入るのだけど、
やはり動画だと分かりやすさがケタ違い。
アメリカ国立訓練研究所の提唱した「ラーニングピラミッド」という理論によると、
「動画はテキストよりも2倍記憶に残る」
と言われています。
なので何かを学習しようと思ったら、動画が圧倒的に分かりやすいんですよね。
現場に行かなくても学べる
先日息子とクイズ本を読んでいた時、
タスマニアデビルの鳴き声について書かれていました。
タスマニアデビル↓
タスマニアデビルの鳴き声ってどんなん?
調べてみよう
と、YouTubeで「タスマニアデビル 鳴き声」で検索したら2秒で出てきます。
もちろん、実体験に勝る学びはないことは分かっているんですが、
タスマニアデビルの鳴き声を確認するためだけにオーストラリアへの航空券を
その場でポチれる家庭ならまだしも、
普通の家庭はそうではないと思うので、YouTubeのこういうところは本当にありがたい。
見せたくない動画
※ここまでは個人的意見で、ここからも個人的な意見です。
・ホラー・デンジャラス・暴力系
・口の悪い実況チャンネル
・一般ユーチューバーのお菓子やおもちゃの開封動画や爆買い動画
上2つはともかく……
なぜお菓子やおもちゃの開封動画を見せたくないかというと、
単純に
我が家とは違う方針の教育をわざわざ見せる必要がない
というのが理由です。
さいとう家は
おもちゃは特別な時だけ、イベントの時だけ、それもたくさん買わない、
という方針でやってきているので
わざわざ子どもの物欲を煽るような動画を見せなくていいかなと。
YouTubeに限らず、SNSって人の嫉妬心や物欲を非常に煽ってくるんですよね。
「羨望」程度だったらまだいいのですが。
それが嫉妬、僻み、妬みになると厄介。
特に嫉妬はうつに繋がりかねない心理状態。
便利になって、他人の私生活の一部を覗けるようになってしまったことは
デメリットも多いと思います。
それは大人だけではなく、子どもにも当てはまるんじゃないかなと。
これで「うちはおもちゃを沢山買ってくれないケチ臭い親だ」などとこじらせて
将来、地位財に固執するようになっても非常に困る!!
地位財(高級品・物欲・見栄などその瞬間は満たされるが幸福に持続性のないもの)
逆は非地位財(愛・友情・思い出など幸福が長続きするもの)
これはご家庭の方針によるところも大きいと思うので
一概に悪い!とは言えません。
何より各家庭に合った動画の選別が必要かなと思います。
「楽しいこと」をいくつも持っておく
息子はまだ5歳なので、この年齢だとまだまだ親と一緒に遊びたい年齢。
個人的に今とこれからのネット社会において最も好ましいのは
色んな遊びの中のひとつにYouTube(テレビ)がある状態
というバランスを保つことが大切かなと思います。
そしてそれはスマホやゲームなども同じで、
中学生・高校生になってくると次第に親から距離を取るようになると思うのですが、
このタイミングでゲームやYouTubeなどを覚えるとします。
すると基本親の言うことなんて聞きゃしない年齢なので、
ルール作りも
「ウザ……」
の一言で一蹴されてしまう可能性がある。
親の小言を聞くよりも、ゲームやネットのほうがよっぽど楽しいので
ますますそっちに逃げてしまう……。
※もちろんこの辺は人によると思うけど、少なくとも私はそういうガラスの10代だった
ましてやもっと成長し、親の目が届かない年齢になってからハマってしまうと、
制限する人がいない分、のめり込んでしまうことも少なくない。
与える年齢を遅らせたからと言って、それで解決する。
なんて、そう単純な話ではないのだと思う。
なのでそれよりも早い素直な年齢のうちに
家庭でしっかりルールを根付かせ、管理し、
それと同時にアナログな遊びに比重を置き、
YouTubeもゲームもスマホも、
あくまで
「数ある楽しいことの一部に過ぎない」
というスタイルを崩さないよう注意していくことが必要だなと思っています。
【ルール作り】について
そしてこの「ルールを守る」ということだけどこれが結構難しくて。
何度も言いますが
厳しくしたらいいってもんじゃない。
子どもが黙ってYouTube見てくれている時間って
親は自分のことや家事ができる分、楽なんですよね……。
実はYouTubeに頼ってるのは親のほうが大きかったりする。
家庭ごとに守れる範囲、無理しない範囲でのルール作りを考えていくほうが
長い目で見てよいと思います。
もちろん!
うちは絶対守らせる!
という自信があれば全然いいのだけど、
私のように
「あ~今もうちょいYouTube見といて欲しいな……」
ってなるとどんどん管理も甘くなってくると思うので
そんな時は今一度
「なぜルールを設けたのか?」
を思い返すべし!!
ルールは目的を明確に
ルール作りの鉄則は、まず
一緒に考える
私も息子と一緒に考えてルールを作りました。
その時に大切なことは、
ひとつひとつルールの目的や意図を伝えながら決める
意味のないルールに従いたくないのは大人も同じ。
このルールにはこういう目的がある、ということを
かみ砕いて伝えると、子どもも納得してくれることが多いです。
よく学校のブラック校則問題なんかもあるけれど、
なぜこのルール(校則)があるんだろう?
と考えることは大切。
たまに「このルールはおかしい!」と異議を唱え、
無意味な【置き勉禁止】で重いランドセルを背負うことを余儀なくされる現状や、
「ヘアゴムは黒のみ」などという訳の分からん校則をなくすために活動したという子の話も聞きますよね。
行動力もさることながら、
まず「なぜ?」と考えることがすごいなぁと。
この「なぜ?」という感覚を持ち続け、違和感を見逃さないって、
大人になって、理不尽な要求や待遇から自己防衛することにも役立ちそう。
こういった家庭内でのルールに対する取り組みが
我が子を思考停止人間にさせないための第一歩じゃないかなぁと思うわけです。
まとめ
小さいうちは「使わせない」「見せない」
という方法で排除できても、
YouTubeもその他デジタルも
私達人類の生活に入り込みすぎている以上、
どこかで覚悟を持って向き合わなきゃいけない問題ですよね。
今やマサイ族でさえスマホを使いこなし、
インドのとある小さな村では人口の3分の1がユーチューバーとして生計を立てているわけです。
先進国に住む私達の子供に、スマホやYouTubeを避けて生きろというのは土台無理な話。
たとえ家庭内で禁止にしていても、学校の友達がみんな見ていたら興味を持つし、
それを止める事はもはや不可能。
私もまだまだ試行錯誤している途中です。
なんせまだ息子は5歳なので、これからどうなっていくか分からない。
今していることをが正解or不正解だったとジャッジできるのは
少なくとも十数年後。
だけど先日寝る前に息子と話したことがあるんですけど、
息子くんはまだ5歳やから、これからなろうと思えば何にでもなれるね
おもちゃ作る人になりたい
息子の言う「おもちゃ」とは、限りなく本物に近いディティールの車のこと。
まさに先に紹介したただの木の塊から車を作っていくYouTube【Woodworking Art】のような。
ママ、大人になっても息子くんが車作るの応援して
もちろんや。ママはいつでも息子のこと応援してるよ
それから
「じゃあ作り方勉強せなあかんな」
「車の構造も知らなあかんな。どうやって動くかとか、どんな風に作られてるとか」
「あとモノ作りっていうのに慣れといたほうがええわ。
おもちゃじゃなくてもとにかく色んなもん作ることに慣れなあかん。
今度ママと陶芸行こうか」
と話がまとまり、今度陶芸教室に行く事になった。
「やることいっぱいやね。楽しいね」
これもYouTube見せて良かったことのひとつ。
YouTubeきっかけで息子に将来やりたいことができたので
やはりYouTubeも悪くないと思った次第です。
実はYouTubeについて以前ストーリーに載せた時、こんなDMを頂きました。
それよりもお友達と遊んで実体験に繋げていくほうが大切。」
どちらが大事か、という話ならそりゃ圧倒的に友達との遊びや実体験のほうが大切。
私はそんなに悪いことじゃないと思うんですよね。
【Woodworking Art】のような素晴らしいアートと出会うことは
不可能だったわけです。
もし息子のこの夢が成長と共になくなってしまったとしても、
今この瞬間、「やってみたい」と心が動かされる経験ってとても貴重。
ものは使いよう! YouTubeに関しては色んな意見があるけれど、
ぜひみんなの意見も聞かせてほしい!
少しでも参考になれば嬉しいです。
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