ブログ記事の一部有料化について【児童養護施設への寄贈プロジェクト】

こんにちは。

改めまして、論文ママさいとうと言います。
普段はインスタにて「論文や育児書などからエビデンスに基づく子育て」について発信しています.

●アカウントこちら
https://www.instagram.com/ashita.n.a0126

ありがたいことにこの一年間で3万人以上ものアカウント様にインスタをフォローして頂きました。

その辺の主婦である私のアカウントを皆さまが見て下さるこの状況に本当に感謝しています。

 

一人一人にお礼の品をお贈りしたいレベルなんですが、

 

それは現実的に難しいので、現金の写真置いておきますね……。

さいとう
さいとう

せめてもの気持ちです。お納めください……

 

ブログの今後と目的

以前、インスタライブでお話させて頂いたのでご存じの方もいらっしゃると思いますが、

今回、以前までは無料で公開させて頂いていたブログ記事を
有料で公開することを決めました。

(ヤバい……人が引いていく気配がする……)

 

ただ! ただ!!

 

公開日から数日間は無料で公開します。(期間は記事内容によって変えるつもりです)

その無料期間が過ぎますと順次有料に切り替えていきますので、

 

無料で読む!

 

と意気込んで下さる方がもしいれば、

是非期間内に読んで頂ければなと思います!
ストーリーズで逐一お知らせしますので是非チェックして頂ければ……!

 

そして

なぜ、有料にするのか。

ここからが本題なので是非最後まで読んで下さいお願いします。(この記事は無料です)

 

※ちなみに記事の購入は会員登録などは一切必要なく、クレジットカード決済さえできれば誰でも気軽に購入できます。

※カード情報・誰が購入したかなどもろもろ、私には分かりませんのでご安心下さい

 

記事有料化の理由は2つありまして、

有料の理由1つ目:治安維持の為

これまでこのブログでは、子育て研究について公開してきましたが、
今後はそれ+ジャンルを広げて色んなことを書いていこうかなと思っています。

そして何より、

あ。これもしインスタに投稿したら燃えるな?

叩かれまくって燃えカスになるな?

と思うような研究論文などはこれまで全てお蔵入りにしてきました。

なんかそういうのもせっかくなのでこれからは
有料という壁一枚隔てた場限定で、ちょこちょこ出していこうかなと。

 

有料の理由2つ目:児童養護施設に絵本を贈りたい

いよいよ本題です。

 

知育インスタを始め、色んな方に認知してもらえるようになって
色んな人と交流してワイワイしている中で、
ふと考える事がありました。

 

知育って実はすごく狭い世界のものなんだな、
私の発信する情報が届く人って限られているんだな。

 

知育自体、生活基盤が整っているからできることで、それを当たり前に我が子に与えられる私達はとても恵まれているんだと思います。

 

同じ日本には、知育や将来の事なんて考えられない、
親から愛情ももらえない、今生きることで精一杯。そんな子供達も大勢いるという事実に

なんというか、とても厚い壁を感じます。分断されてるな、と。

 

豊富な情報と知識を得ている私達は、知育界隈のみに生息していて、その中でのみ情報を回している。

そのことに、言葉にできない違和感を感じるようになりました。

 

「だったら私は私のやり方で何かできることを探そう」

と、思ったことがきっかけです。

 

なぜ本なのか?

この一年で、知育関連の文献を読んだり、すごい著名人の生い立ちなんかを調べていると、

総じて「本」!!

 

各家庭の教育方針に違いはあれど、

「子供の頃から本を読む」

とにかくこれだけは共通していることが分かりました。

 

「絵本(本)の力ってえげつないな……!」

と、改めて実感しています。

 

探せばそういった団体もあるので、募金なども考えたのですが、昔、某チャリティ番組の街頭募金の人が募金箱から小銭を出してジュースを買っているの目撃したことあるので、
本当に100%正しく使ってくれるのか不明なものは頼りたくないのが本音です。

 

でもそれなら、

「それぞれの家にある読まなくなった絵本を集めて贈ったらいいのに」

と、思いますよね。

それじゃダメなん?と。

でも個人的にその選択はしたくありませんでした。

例えば、被災地にいらない物(もはや送ることすら失礼なレベルのボッロボロの毛布や服)が大量に届いて迷惑してるという声を聞いたことはないでしょうか。

それを強制的に受け取らざるを得ない側のどうしようもない違和感はすごく理解できます。
馬鹿にしてんじゃねーぞって、私なら思うかもしれません。

 

虐待を受けていたり、死別や病気、何らかの理由で親と離れて暮らさなければならない子供達。

そんな、ただでさえ寂しい気持ちを抱えている子に、

他人の家庭で読まれなくなった破れた絵本(たいていの絵本はどこかしら破れている)を贈ることは、
子供たちの寂しさに拍車をかけるような気がしないでしょうか。

せっかくなら新品の、開けたらパリパリ音がするあのワクワク感を、子供達に味わってほしいなと。

 

あと単純に、本当に良い絵本や図鑑ってどこの家庭でもずっと持ち続けると思うのですが、
となると、寄付されるのは「そうでもない」本達が多い。

 

ありきたりな普通の本じゃなくて、

知育ママ達が全力で推す、最高にクオリティの高い絵本や図鑑を児童養護施設にいる子供達にも読んで欲しい!

 

世の知育ママさん達は、日々ネット・SNS・幼児教室などで
色んな情報を探り、試し、子の教育に落とし込んでいるのだなと、私自身知育アカウントをやっていて実感します。

我が子の為に得た情報、選んだ本……そんな我が子に向ける情熱を、
ほんの少しだけでいいので他の子供達の為にも使ってみませんか? 一緒に!

 

私達にできることは何なのか

虐待のニュースが出るたびしんどくなる気持ち、子を持つ親ならきっとみんな同じだと思います。

 

私のアカウントをフォローして下さっている方は、知育や教育に興味があって、我が子のことをとても大切に考えていて、

みんなそれぞれ苦しさや悩みを抱えつつも、育児を楽しめているんだなと感じます。

 

しかし、先に申し上げた通り、やれ知育だ将来の教育だと盛り上がる界隈がある一方で、

同じ日本でありながらその日食べるだけで精一杯、殴られることも日常茶飯事。
親からそんな虐待を受けて苦しんでいる子供達がいるという現実も確かにありますよね。
恐らく今この瞬間も。

 

もし近所で子供の泣き声や、大人の怒鳴り声を聞こうものなら即通報する用意はできているけど、(幸い今まで一度も聞こえたことはないけど)

児童相談所でさえ介入が制限される虐待家庭の現場に
私なんぞが立ち入れることは残念ながらひとつもなくて。それがほんとに、どうしようもなくやるせないです。

 

 

日本における虐待の現状

虐待されて亡くなる子のほとんどが0歳児で、1歳まで生きられない子がほとんどのようです。(児童虐待防止全国ネットワーク調べ)

信じられないことにこの国では1週間に1人のペースで虐待によって子供たちが亡くなっているそうです。(社会保障審議会児童部会児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会 第17次報告より)

凄惨な虐待の様子がネットやテレビで流れるたびに、本当に苦しくて、

「本を贈る」というのは、
せめて運良く生き延びることができた子供たちの為に何かできることはないかと私なりに考えた結果です。

 

今、全国に児童養護施設は約600か所あります。
自治体や国からの支援も当然ありますが、書籍購入予算を組むことは厳しく、後回しになっているのが現状のようです。

 

もしかしたら幼児期から本に慣れ親しんでなかった場合
「本なんてつまらない」と思っている子も多いかもしれない。

だからこそ、最高にクオリティの高い本や絵本を通じて、世の中にこんなにも面白い仕掛けのついた絵本があるんだとか、教科書よりも楽しくて深い知識の得られる本もあるんだとか、

そういった小さな感動を与えられたらもうそれだけである意義はあるんじゃないかと。

一冊の本が、誰かの知的好奇心を刺激して、その後の人生に良い影響を及ぼす運命の一冊になるかもしれない。

それらは決して、限られた家庭の、教育意識の高い親の元に生まれた子だけの特権ではない筈ですよね。

貧困・虐待などという本人の力ではどうしようもない理由で、本来持っているはずのすごい才能を発揮できない子もきっと沢山いるんだと思います。

 

以前ご紹介したこちらの書籍。


内容によると、性犯罪や凶悪犯罪を犯す少年(ここでの少年には少女も含みます)は、
親からネグレクトを受けていたり、家庭になんらかの問題がある子がほとんどだそうです。

 

そんなに単純じゃないことは重々承知しているのですが、
本の楽しさを知ってもらい、視野を広げ、
同時にあなたは社会にとって必要な存在なんだってことを伝えられたら

 

もしかすると虐待の連鎖を止められるかもしれない、
夢が見つかる子もいるかもしれない。それがたった一人だけだったとしても。

そうした思わぬ化学反応を起こすことを期待しつつ……

インスタを通してせっかくたくさんの方に認知して頂いているこのありがたい状況を利用して、
質の高い絵本が少しでもそんな子供達の助けになればと心から願います。

 

絵本以外の寄付

この件をライブでお話した際、他にも色んなアイデアを頂きました。

その中に、「体験をプレゼントする」というものがあってそれがすごく良いなと。

(実際に出張スタバでクリーム入れ放題!みたいなことをされてとても好評だったそう)

 

体験って良いですよね。これも考えていきたいなと思ってます。
もしアイデアある方DM頂けたら嬉しいです。

 

一年の終わりにご報告します

無料で有益なコンテンツが溢れかえっているこの時代に、
一体どれくらいの方が読んで下さるか全く想像つかず完全に見切り発車な状態なのですが、

有料にするからには、読んで下さる方がこれまで以上に満足してもらえるようなものを書けるように!!

 

得た収益の一部から、児童養護施設へ贈る書籍代、送料、梱包代、等に充てさせていただきます。
それらは一年の終わりにまとめてご報告させて頂きます。

ライブでもお話しましたが、あらかじめ本ブログ維持の為の費用(WPサーバー代等)は差し引かせて頂きます。

 

また、どんな本を贈るかなど、本のラインナップも
どういう形でやるか決めてませんが、私の独断ではなく
アンケートを取ったりおすすめ本を募集したり、一度でも記事を買って下さったみなさんで決めたいなと思います。

 

対象施設はまずは私が住んでいる近畿圏を中心にお声がけします。

やるからには一過性のものではなく、できるだけ長くこの活動を続けていけたらなと。

続けていける為にはどうしたらいいか常に考えていかないといけないのですが、
5年後くらいには、近畿だけじゃなく全国の児童養護施設へ本を届けることができたらいいな!!

 

決して肯定的な意見だけじゃなく、様々なご意見があるかと思いますが、

こういった活動を続けていく中で、賛同して協力してくれる方が
少しずつでも増えていったら嬉しいです。

 

単純に記事だけ読んでみたい方、
本の寄付に賛同して下さる方、
興味本位で覗いて下さった方、どなたでも

 

もし可能なら今後の活動を見守って(そして時には参加して)頂ければ幸いです。

 

さいとう

この記事を書いた人
さいとう

★インスタフォロワー4万人御礼★
数多の育児書や論文から立証された心理学や
研究結果を子育てに役立て、発信していきます。
有料記事の売り上げの一部で児童養護施設へ絵本を贈ります。
【2024年2月予定】
4歳男の子*子育て中!

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